男の子にも女の子にも知ってほしい
避妊とは、望まない
将来、安心して子どもを産むために、正しい避妊法について学んでいきましょう。
※左右にフリックすると表がスライドします。
避妊具の種類 | 避妊の 失敗率 |
メリット・デメリット |
---|---|---|
コンドーム 男性または女性の性器に装着し、精子が |
15% |
|
低用量ピル( 女性ホルモンの入った錠剤で、 |
8% |
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子宮内避妊具 腔内にプラスチック、さらに銅や黄体ホルモンが付加された小さな器具を挿入する。 |
0.8% |
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出典:女と男のディクショナリーP.29
「低用量ピル」と「コンドーム」を併用しよう
現在、100%安全な避妊法はなく、どの避妊方法にもメリット・デメリットがあります。
日本では、避妊法としてコンドームが広く選択されていますが、実は、コンドームをつけているのに妊娠してしまう人は約15%で、7回に1回ほど妊娠してしまっているのです。
そこで、より確実な避妊ができる「低用量ピル」をおすすめしています。さらに、HIVなどの性感染症の予防としてコンドームを併用することが最も理想的な避妊法です。
緊急時の避妊法「緊急避妊ピル」
コンドームが途中で破れるなど避妊を失敗してしまったときに、望まない妊娠を避けるための避妊法の一つです。悩まず72時間以内に婦人科を受診してください。
- 効果は約80%(次の月経までセックスをしなければ、約90%ともいわれる)
- 副作用はほとんどないので安心
- 健康保険はきかない(1回1万5000円~2万円ほど)
- 服用の2週間後、必ず妊娠検査薬で確認すること
妊娠しやすい時期があります
女性の身体には、排卵期・月経期の一定のサイクルがあり、基礎体温の変化でそのサイクルをある程度予測することができます。その時期についてグラフで見てみましょう。