救急車の適正利用について
近年、救急車の出動件数・搬送人員数はともに増えており、救急隊の現場までの到着時間も遅くなっています。
また、救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症という現状もあります。
そこで、総務省消防庁は、上手に救急車を利用してもらうため 「救急車利用マニュアル(救急車を上手に使いましょう)」を作成しています。
この中には、
・救急車を呼んだら用意しておくもの等 「救急通報のポイント」
・重大な病気やけがの可能性がある 「ためらわず救急車を呼んでほしい症状」
・実際に救急車を呼ぶ場合の 「救急車の呼び方」
等が書かれていますので、救急車を呼ぶべきかどうか判断に困った場合などに活用して下さい。
また、総務省消防庁では、住民の皆さんが急な病気やけがをしたときに、症状の緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受診手段の情報を提供するためのアプリ「Q助(きゅーすけ)」を開発し提供されていますので、活用してください。
救急車や救急医療は限りある資源です。
みんなで上手に利用し、救急医療を安心して利用することができる社会を目指していきたいと思います。
◎ 救急車利用マニュアル(救急車を上手に使いましょう) (消防庁HPへリンク)
◎ 救急車利用リーフレット(高齢者版・成人版・子供版) (消防庁HPへリンク)
◎ 全国版救急受診アプリ「Q助」 (消防庁HPへリンク)