地震被害想定調査結果の概要
三重県では、平成24年度に国より公表された南海トラフ巨大地震の被害想定などを参考にしながら、地震被害想定の策定作業を進めてきました。
今回の地震被害想定では、南海トラフの地震については、以下の二つのクラスの地震を想定し、地震による震度分布や液状化危険度分布、津波による浸水域等の様相と、その地震・津波による人的被害、物的被害、ライフラインや交通施設等の被害、経済被害等の想定結果をとりまとめました。
また、陸域の活断層を震源とする地震についても、「養老-桑名-四日市断層帯」、「布引山地東縁断層帯(東部)」、「頓宮断層」の三つの活断層を対象とし、地震による震度分布や液状化危険度分布の様相と、その地震による人的被害、物的被害の想定結果をとりまとめました。
1.過去最大クラスの南海トラフ地震
過去概ね100年から150年間隔でこの地域を襲い、揺れと津波により三重県に甚大な被害をもたらしてきた、歴史的にこの地域で起こり得ることが実証されている南海トラフ地震
2.理論上最大クラスの南海トラフ地震
あらゆる可能性を科学的見地から考慮し、発生する確率は極めて低いものの理論上は起こり得る最大クラスの南海トラフ地震
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【地震被害想定結果(ハザード(揺れ・津波など)関係)の概要】
過去最大クラスの南海トラフ地震による20cm津波到達時間及び最大津波高一覧
【地震被害想定結果(リスク(被害)関係)の概要】
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