広域防災拠点の整備について
三重県広域防災拠点の整備について
三重県では、平成8年度に策定した「三重県広域防災拠点施設基本構想」にもとづき、順次拠点整備を行っています。
○三重県広域防災拠点(中勢拠点) <平成13年度完成>三重県鈴鹿市石薬師町452
○三重県広域防災拠点(東紀州〔紀北〕拠点) <平成18年度完成>三重県尾鷲市光ヶ丘28-61
○三重県広域防災拠点(東紀州〔紀南〕拠点) <平成19年度完成>三重県熊野市久生屋町1330-2
○三重県広域防災拠点(伊勢志摩拠点) <平成21年度完成>三重県伊勢市朝熊町字東谷3477-15
○三重県広域防災拠点(伊賀拠点) <平成24年度完成>三重県伊賀市荒木1856
○三重県広域防災拠点(北勢拠点) <平成29年度完成>三重県四日市市中村町2281-2
広域防災拠点とは?
大規模な災害が発生した場合には、自衛隊や消防、警察などの救助機関や、DMAT(災害派遣医療チーム)、ボランティアなど多くの応援が必要となります。
また、全国から多くの救援物資が届けられ、なるべく早く被災者のもとへ届ける必要があります。
このような応援部隊が活動できる場所、救援物資を受け入れる場所といった災害対策を行うための場所は『防災拠点』と呼ばれています。このような場所は、災害が発生してから確保しようとすると対応が遅れるため、予め確保しておくことが重要です。
特に、大規模災害に対応できるような『広域防災拠点』については、市町を越えるような災害応急対策活動で必要になるため、三重県では県内各地に整備を進めました。
広域防災拠点施設には様々な機能があります。主な機能としては、『空輸機能』・『物資集配機能』・『一時保管機能』・『応援要員等受入機能』・『情報通信機能』・『連絡・調整機能』があり、これら機能を有効に活用することで、広域的な大規模災害に対応します。
なお、広域防災拠点は災害時に24時間活動できるよう、夜間でも航空機(ヘリコプター)の活動が可能となる設備を備えるとともに、迅速な活動が行えるよう平時は訓練等にも使用します。
三重県広域防災拠点施設等基本構想について
三重県の広域防災拠点については、平成24年7月20日に三重県防災会議のもとに「広域防災拠点施設等構想検討委員会」を設置し、検討を重ね、平成25年3月に「三重県広域防災拠点施設等基本構想〔改訂版〕」を策定しました。