使用教材
「縄文時代の食事復元模型」 「弥生時代の食事復元模型」 「奈良時代の食事復元模型」「銅鏡模造品」 「奈良時代の食事カード」 「木簡模造品」
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実際の授業の流れ
※45分×2コマでの実施。( )内は時間の目安です。1,身近な遺跡について(5分)
センターが作成した学校や地域周辺の遺跡地図をもとに、身近なところにある遺跡、埋蔵文化財について紹介します。
【写真:学校周辺の遺跡地図の例】
お伺いする学校や地域の遺跡地図を作成してお持ちします。 また、遺跡、遺物といった用語についてお話するほか、発掘調査の様子について紹介することもあります。 |
2,縄文時代・弥生時代の様子について(10分)
図やパネルを観察しながらそれぞれの時代について解説します。【写真:縄文・弥生時代の特徴を考えよう】 使用する教材に関係する、歴史的な事項について職員より解説します。 |
3,縄文時代・弥生時代の食事模型の観察(20分)
それぞれの時代の食事模型を時代別に並び替えたり、メニューを観察したりしながら、当時の人々の生活についてさらに学びます。
【写真:食事模型の並び替え】
センター製作教材を使用し、より詳しく各時代の様子について学習します。 職員から教材の解説を行うほか、児童・生徒に教材に直接ふれてもらうこともできます。 |
※ここまでの内容を45分一コマの授業とすることもできます。
4,弥生時代から古墳時代~奈良時代の社会の変化を解説(15分)
この時代に各地に王が出現し、古墳が作られたことや、その副葬品として銅鏡などが納められていたことを説明し、製造当時の様子を復元した銅鏡模造品を観察します。
遺物に直接ふれることもできます。
【写真:銅鏡模造品の紹介】
銅鏡模造品は亀山市の井田川茶臼山古墳から出土した鏡をもとに、当時の姿に復元したものです。 教科書などで見慣れた緑青色の銅製品とはちがう、銀色に輝く銅鏡が好評です。 |
5,奈良時代の食事と木簡(20分)
奈良時代の貴族と庶民の食事を食事カードを使って比較し、貴族の食事に各地から税として運ばれた特産品があることを「木簡模造品」をつかって学びます。
【写真:奈良時代の食事カード】
食事カードでは奈良時代の貴族と庶民、また現代の食事をそれぞれ分ける作業を通じて、当時の食事について学習します。 その上で貴族の食を支えた税の荷札として使われていた、木簡の模造品を観察します。文字の解読や当時の「万葉がな」の学習などをあわせる場合もあります。 |
6,県内遺跡出土の遺物観察(20分)
学校や地域近くの遺跡から出土した土器や石器などの遺物について説明します。遺物に直接ふれることもできます。
【写真:職員による遺物解説】
遺物は、学校や地域周辺の遺跡から出土したものが中心ですが、授業のテーマに関係するものもみていただきます。 また、県内有名遺跡出土品など、ご要望に応じたものもお持ちします。 |
○これは授業の例です。出前授業の申込みにあたっては、
内容やお持ちする遺物、時間設定についてなど、お気軽にご相談ください。