環境アセスメントとは
開発事業の実施が環境にどのような影響を及ぼすのかについて、事業者自らがあらかじめ調査、予測、評価を行い、その結果を公表して住民等、知事、市町村長などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全について十分な配慮を行い事業に反映させるための制度です。
三重県の取組
豊かな環境を保全し、将来の世代に引き継いでいくための有効な手段として、環境アセスメント制度のより一層の充実強化を図ることとし、従来の制度(環境影響評価の実施に関する指導要綱:昭和54年3月9日制定)の内容を改め、三重県環境影響評価条例を制定し平成11年6月12日から施行しています。
三重県環境影響評価条例
- 三重県環境影響評価条例
- 三重県環境影響評価条例施行規則 ※令和4年改正(風力発電所を追加:令和4年10月1日施行)
- 別表(別表1~別表4)
- 様式 / 様式(第1号様式~第26号様式)
- 三重県環境影響評価技術指針 ※令和4年改正(予測評価されるべき環境要素への「風車の影」の追加等:令和4年10月1日施行)
別表1
別表2
- 環境影響評価を行う必要のある事業の概要 ※風力発電所を追加しました。
- パンフレット「環境アセスメント 三重県環境影響評価条例の概要」
- 実施状況の一覧
- 環境影響評価Q&A
- 大規模太陽光発電(メガソーラー)事業と環境アセスメントについて
- 環境アセスメントの適切な実施について(平成29年9月25日付け三重県環境生活部地球温暖化対策課通知)
国の取組
国が関与する大規模な事業について環境影響評価の手続を定めた環境影響評価法を制定しています。
環境影響評価情報支援ネットワークでは、環境影響評価に関する制度の説明や事例の紹介、資料の検索など環境影響評価に関する情報が提供されています。
環境影響評価情報支援ネットワーク(環境省)
環境アセスメントデータベース(EADAS)では、環境アセスメントにおいて地域特性を把握するために必要となる自然環境や社会環境の情報を、地図上で閲覧できる地理情報システム(GIS)で提供しています。
環境アセスメントデータベース(EADAS)(環境省)
環境省では、環境影響評価法や環境影響評価条例の対象とならない、より規模の小さい太陽光発電施設の設置に際して、立地検討・設計段階において、発電事業者を始め、太陽光発電施設の設置・運用に関わる様々な立場の方が、環境面での課題に気付くことを支援し、発電事業者等における自主的な環境配慮の取組を促すため、令和2年3月に、「太陽光発電の環境配慮ガイドライン」を策定しました。
太陽光発電の環境配慮ガイドライン(環境省)