大阪・関西万博に関する三重県の取組
三重県ブースの出展
本県は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、関西広域連合が設置する関西パビリオンに出展参加します。
また、ブース出展と併せ、万博会場内において催事を行うなど、三重県の魅力を最大限に発信します。
2025年大阪・関西万博について
- 開催期間: 2025年4月13日(日)~10月13日(月) 184日間
- 会場: 大阪市此花区夢洲
- テーマ: いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)
- サブテーマ: Saving Lives(いのちを救う)
Empowering Lives(いのちに力を与える)
Connecting Lives(いのちをつなぐ) - コンセプト: People's Living Lab(未来社会の実験場)
関西パビリオンについて
- 出展参加主体: 関西広域連合
- 出展参加府県: 滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、福井県、三重県
- テーマ: いのち輝く関西悠久の歴史と現在
- 建物のコンセプト: 笑顔あふれる輝く未来へ、いつも楽しい、にぎわいのパビリオン
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提供:関西広域連合
大阪・関西万博三重県ブースの出展
2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)は三重の魅力を国内外に発信する絶好の機会であることから、関西広域連合が設置する関西パビリオンに三重県も出展することとしています。令和5年3月にはテーマや展示構成など出展に向けた基本的な方針を示す「大阪・関西万博三重県ブース(仮称)出展基本計画」(概要版はこちら)を策定し、それをもとに令和6年3月には展示設計・運営基本計画を策定しました。
これらの計画に基づき、市町や関係団体等と連携しながら、より詳細な展示内容等について検討を進め、「オール三重」で出展するブースとして取り組んでいきます。
- 出展テーマ 「日本のこころの原点 ~美し国みえへとつづく時を超えた物語~」
- ブースゾーニング
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- 展示イメージ
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- 期間限定特別展示
【熊野古道】 5月10日(土)から5月28日(水)
イマ―シブ熊野古道(詳細はこちら)
~二大聖地を結ぶ絶景の道を歩く~
・「イマーシブ」体験とは、その世界観に入り込んだような体験ができる没入型コンテンツのことです。
・5面のスクリーンに熊野古道を歩いているような映像を投影し、川の音や鳥のさえずりといった自然音を流したり、ヒノキの香りを漂わせたりすることで、あたかも現地にいるかのような体験を提供します。
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【常若】 5月29日(木)から6月18日(水)
内宮正殿鰹木(ないくうしょうでんかつおぎ)(詳細はこちら)
・「鰹木」とは、一般的に神社建築などで棟の上に並べられているものです。
・今回展示する鰹木は、平成25年に行われた第62回神宮式年遷宮において現在の社殿に造り替えられる前の20年間、内宮正殿の萱葺屋根(かやぶきやね)に使われていたものです。
・神宮の社殿は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれ、約1300年前から20年に一度の式年遷宮によって建て替えを続け、古代の姿そのままに現存し、常に若々しい生命の輝きを願う日本人の心、「常若(とこわか)」の精神が息づいていると言われています。
【歴史・文化】 7月1日(火)から7月23日(水)
宝刀 村正(詳細はこちら)
・村正は伊勢国桑名(現三重県桑名市)の刀工で、室町時代の末期以降3~4代にわたり作刀していたと言われています。
・その作品は、鋭い切れ味から家康をはじめ多くの武士たちに愛用された全国にも著名な刀工の一人です。
・桑名宗社に二代の村正が作成し、奉納した二振りの太刀は第二次世界大戦時に十分な手入れができないと考えた当時の宮司により刀身に漆が塗られました。
・そのうちの一振りである「三崎大明神」を専門の研師に依頼し、現在修復中で2025年5月に仕上がり、神社で公開した後に関西パビリオン三重県ブースにて公開します。
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【自然】 7月24日(木)から8月16日(土)
自由の鐘(詳細はこちら)
・「自由の鐘」は昭和14年(1939年)に開催されたニューヨーク万博にも出品されました。アメリカ独立宣言時に打ち鳴らされた鐘を模して作成され、その鐘の「ひび割れ部分」も実物と同じように青真珠で表現されています。
・真珠12,250個、ダイヤモンド366個を用い、「100万ドルの鐘」として見る人を驚かせたと言われています。
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【産業】 8月25日(月)から9月25日(木)
三重の伝統産業(詳細はこちら)
・「伊賀くみひも」や「伊勢形紙」など、県内の様々な伝統工芸品を展示します。
・また、映像で人間国宝の作品紹介や現在の三重を代表する自動車産業や半導体産業、万博のテーマと親和性の高い取組を行うスタートアップ企業など、三重の多様な産業をPRします。
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【食】 9月28日(日)から10月13日(月・祝)
海女漁と三重の食(詳細はこちら)
・海女漁(出漁~素潜り~水揚)の臨場感ある映像により、漁の様子を間近で体感いただくとともに、現役の海女をブースに招き、漁の様子などを直接来場者に伝える機会を設けます。
・また、三重を代表する食材の映像により、食材の宝庫である三重県をPRします。
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催事の実施
三重県ブースの他にも期間限定の催事として「自治体参加催事三重県主催イベント」「関西パビリオン多目的エリアイベント」も実施予定です。これらのイベントでも三重の様々な魅力を発信してまいります。
自治体参加催事
- 催事実施日:令和7年(2025年)9月22日(月)
- 場所:EXPOアリーナ「Matsuri」
- 内容:「三重の祭り」をテーマに県内の祭りの実演や試飲・試食体験、三重県プロモーションを実施予定。
関西パビリオン多目的エリア催事
- 催事実施日:令和7年(2025年)6月30日(月)~7月6日(日)、9月2日(火)~9月8日(月)
- 場所:関西パビリオン多目的エリア
- 内容:県産品の販売、「三重の食」の体験、三重県プロモーションなどを実施予定。
大阪・関西万博関連事業推進本部の設置
大阪・関西万博の機会をとらえて、三重の魅力を強力に発信するとともに、県庁内の部局横断的な情報共有や連携を図り、本県への観光誘客及び県産品の販路拡大につなげることを目的に、「大阪・関西万博関連事業推進本部」を設置しています。