2025年大阪・関西万博関西パビリオンの三重県ブースでは、期間中、6つの特集テーマ(「熊野古道」「常若」「自然」「歴史・文化」「産業」「食」)に関連した特別展示を実施する予定です。
このたび、特別展示の一つとして、ミキモト真珠島所有の「自由の鐘」(テーマ「自然」)を展示することが決定しました。
特別展示を含めた万博への三重県ブースの出展を、国内外の多くの方に三重県を知ってもらい、三重県に来てもらう絶好のチャンスと捉えて今後も取り組みます。
【三重県ブースの概要】
1.テーマ:「日本のこころの原点~美し国みえへとつづく時を超えた物語~」
三重県では、古くから、多様な人々が暮らし、美しい自然や歴史・文化を大切にしながら、
知恵と工夫で常に新しいものを生み出し、発展してきました。この「こころの原点」とも言え
る物語を、三重県の豊かな自然や食など「美し国みえ」の魅力とともに、エンタテイメント型
の空間演出で来場者の皆様に体感・体験していただきます。
2.ブースゾーニング(全体面積:約160㎡)
三重県が世界に誇る魅力に「出会う」、多様な魅力を「知る」、三重へ「旅立つ」の3つのゾ
ーンで構成されます。
(1)出会う ~時のトンネル~
(2)知る ~美し国みえ体験広場~
(3)旅立つ ~ナビゲーションエリア~
【「自由の鐘」について】
・「自由の鐘」は、昭和14年(1939年)に開催されたニューヨーク万博に出品されまし
た。アメリカ独立宣言時に打ち鳴らされた鐘を模して作成され、その鐘の「ひび割れ部分」
も、実物と同じように青真珠で表現されています。
・真珠12,250個、ダイヤモンド366個を用い、「100万ドルの鐘」としてみる人を
驚かせたと言われています。
・出展にあたって御木本幸吉は、当時悪化しつつあった日本とアメリカとの関係を少しでも
改善したいという平和への願いを込めたとされています。
・全体の寸法 高さ:930mm 幅:710mm 奥行:710mm 重さ:35.5㎏