平成16年度 当初予算のポイント (一般会計)
平成16年度
(一般会計) |
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平成16年度当初予算は、「県民しあわせプラン」を着実に推進するため、各事業について、厳しい優先度判断を行いつつ、3つのテーマで選定した30項目にわたる「重点プログラム」へ、戦略的、重点的な投資を行っていくなど、「選択と集中」を一層進めたうえで、『「みえけん愛を育む”しあわせ創造県”」の実現に向けた予算』として積極的な編成をしています。 |
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◆ 次の5つの政策展開の基本方向に基づき、19の政策、63本の施策で構成する政策・事業体系に沿った事業展開をするため、厳しい財政状況の中で、歳入、歳出全般にわたる徹底した見直しを行いつつ、必要な予算を可能な限り確保し、計上 ○ 一人ひとりの思いを支える社会環境の創造と人づくり ○ 安心を支える雇用・就業環境づくりと元気な産業づくり ○ 安全なくらしの確保と安心できる生活環境の創造 ○ 持続可能な循環型社会の創造 ○ 人と地域の絆づくりと魅力あふれるふるさと創造 |
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◆ 県民一人ひとり、NPO、地域の団体、企業、市町村、県などの地域の多様な主体が役割分担しながら担う、新しい時代の「公」の実現に向けた事業の推進 | |||
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◆ 3つのテーマで選定した30項目の「重点プログラム」について、「重点プログラム」枠を設け、平成16年度から平成18年度までの3カ年での戦略的、重点的な取組 ◆ 平成16年度の「重点プログラム」にかかる予算規模は、国庫補助・負担金を確保するため、特別養護老人ホーム整備事業費補助金など、平成15年度最終補正予算へ前倒しを予定している額12億円余りを含めて、約355億円 ◆ 平成18年度までの3カ年の「重点プログラム」の総予定事業規模は約1,100億円 ○みえの元気づくり 「若年者雇用支援プログラム」、「基礎・基本の学力定着プログラム」、「戦略的な企業誘致推進プログラム」など、8項目のプログラム (平成16年度:約30億円 3カ年の総予定事業規模:約87億円) ○みえのくらしづくり 「地震に備えみんなでつくる安全・安心プログラム」、「身近な犯罪防止プログラム」、「高齢者の安心確保緊急支援プログラム」、「ごみゼロ社会実現プログラム」など、15項目のプログラム (平成16年度:約172億円 3カ年の総予定事業規模:約538億円) ○みえの絆づくり 「観光みえの魅力増進プログラム」、「高速道路と市町村合併を支援する道路整備プログラム」、「県民との協働でつくる一人ひとりが尊重され、誰もが参画できる社会づくりプログラム」など、7項目のプログラム (平成16年度:約152億円 3カ年の総予定事業規模:約476億円) 注)四捨五入のため、重点プログラム総事業規模とは一致しない。平成15年度最終補正へ前倒し予定分は、平成16年度に含めてある。 |
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◆ 16年度当初予算(一般会計)規模は、対前年度0.6%減の約7,004億円 ◆ 中小企業金融対策貸付金制度を預託方式から利子補給方式へ一部変更したことに伴う予算規模への影響額を除いた実質的な伸び率は0.7%の増 ◆ 義務的経費は、対前年度1.4%減の約3,849億円、投資的経費は、対前年度4.7%増の約1,421億円 投資的経費の状況 補助事業 737億円 2.9%増 単独事業 379億円 8.3%増 直轄事業 246億円 5.1%増 歳入・歳出の係数のポイント 平成16年度 当初予算総括表(一般会計) |
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◆ 平成16年度から財政の健全化対策を順次実施 ○県民しあわせプランの重点プログラムについて、優先配分を行っていくこととし、別枠で「重点プログラム 枠」を設定 ○県単独補助金の見直し 高率補助金、零細補助金など、219の補助金を対象に、平成16年度は37の補助金を廃止・見直し ○県債の発行抑制 建設地方債は確保しつつ、臨時財政対策債の減に伴い、県債発行額は対前年度11.0%減で、発行規 模を縮小 ○事業成果、費用対効果等の視点からの徹底した事務事業の見直し 財政の健全化に向けた取組概要 |
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新しい時代の「公」の実現に向けた事業の推進について | |||
目次へ | (重点プログラムの主な事業) |