2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
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541 快適な都市環境の整備 |
評価者
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県土整備部 総括マネージャー 松井 明
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059-224-2750 matsua04@pref.mie.jp |
評価年月日
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03/11/25 13:33:15
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施策の目標
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【誰、何が
(対象)】
県民が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
快適で、自然環境と調和した魅力あるまちで、安心して暮らしている
施策の数値目標及びコスト
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2001(H13)
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2002(H14)
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2003(H15)
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2004(H16)
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2006(H18)
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快適な都市空間の面積(都市公園、下水道享受住宅、幅の広い歩道、バリアフリー化された施設) (千㎡) [ 目標指標] |
目標
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46742
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52275
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実績
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44777
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必要概算コスト(千円)
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8,944,584
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6,930,535
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8,087,879
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35,242,386
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0
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予算額等(千円)
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8,601,078
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6,602,742
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7,746,578
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33,776,091
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概算人件費(千円)
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343,506
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327,793
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341,301
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1,466,295
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0
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所要時間(時間)
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81,593
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76,231
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80,686
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346,642
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-2,014,049
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1,157,344
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27,154,507
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-35,242,386
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施策の数値目標に関する説明・留意事項
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都市部において、幅の広い歩道(国道・県道・市道)、都市公園(国営・県営・市町村営)、バリアフリー化された公共的施設などが整備された空間、下水道供用区域内の住宅床面積の合計を数値目標としています。 幅の広い歩道、都市公園面積については、現状値をもとに、過去の整備量から換算して年間整備量を推定し目標値を設定しました。 下水道供用区域内の住宅床面積については、現状の供用区域内人口と、目標年までの供用予定区域内人口を加えた値に、1人当たり平均住宅床面積を乗じて求めた値としました。 バリアフリー化面積については、2010年度の当該施設の年間整備量を現状値の1.5倍とし、1施設あたりの敷地面積を過去の当該施設の平均値で設定しました。 データ収集の関係で、目標・実績の数値は把握できる最新の数値を使用しています。
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2003( 平成15)年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
都市における安全かつ快適で利便性の高いまちづくりを進めるため、街路整備事業や土地区画整理事業を実施し、
40.2km(134千㎡)の幅の広い歩道を整備できる見込です。
また、住民の憩いの場とともに災害時には避難場所あるいは防災拠点ともなる都市公園について、
2003年4月に県営「亀山サンシャインパーク」を開園しました。
一方、バリアフリーのまちづくりを推進するため、公共的施設整備に対する指導・助言、普及啓発に努めたところ、
174施設693千㎡がバリアのない空間として整備できる見込です。
また、清潔で快適な都市環境づくりを進めるため、下水道事業を実施し、下水道供用区域内の住宅床面積
24,765千㎡を整備できる見込みです。
これらの施策により、快適な都市空間の面積は
44,777千㎡となる見込です。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
厳しい財政状況下、街路整備、下水道整備、都市公園整備などの公共事業への投資余力が減少する中で、年間整備量が減少する傾向にあります。
また、高齢化の進展とノーマライゼーションの理念の浸透に伴い、「バリアフリーのまちづくり」の推進が急務となっています。
そのために、県民、事業者、行政が一体となって、快適で安心して暮らすことができるまちづくりを進めることが必要です。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
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計画的なまちづくりを推進し、都市の健全な発展を図るため、都市計画区域の見直しに着手していきます。
厳しい財政状況の中で、街路整備、都市公園整備、下水道整備などの公共事業については、緊急に整備する必要のある箇所への重点投資を行うとともに、工法の選定等にあたっては徹底したコスト縮減を行うことによって、事業効果の早期発現に努めます。これらを実施することによって、幅の広い歩道、都市公園の整備面積及び下水道供用区域内の住宅床面積を
42,924千㎡まで引き上げます。なお、県営「亀山サンシャインパーク」については2004年春にハイウェイオアシスとしての機能を併せ持てるように準備を進めます。
一方、「バリアフリーのまちづくり」については「誰もが暮らしやすいまち」をつくるため、引き続き条例に基づく整備基準等について周知を図るとともに、駅舎や商業施設等の公共的施設の整備と連携を図り、175施設の商業施設等でバリアフリー化を行い、バリアフリーの連続性を高めます。
これらの施策を行うことによって、快適な都市空間の面積を
46,742千㎡とします。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名
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担当チーム
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注力
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総括マネージャーの方針・指示
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基本事業の数値目標
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目標値
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達成状況
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改革方向
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実績値
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県土整備部 都市基盤チーム |
↑
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市町村と十分な意見交換を行うこと。
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都市計画区域の見直し数
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0 区域 |
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県土整備部 都市基盤チーム |
→
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緊急に整備する必要のある箇所への重点投資を行う。
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市街地の都市計画道路改良率
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56.6 % |
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県土整備部下水道チーム
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↑
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効率的・効果的な事業推進に努め、普及率向上を図ること。
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下水道普及率
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34 % |
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県土整備部 都市基盤チーム |
→
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住民のニーズを把握し効率的・効果的な整備を行う。また、維持管理については住民との協働に努める。
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都市計画区域内人口一人当たりの都市公園面積
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8.08 ㎡/人 |
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健康福祉部ユニバーサルデザインチーム
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→
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公共事業との連携を図り、面的・一体的な整備を進める。
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商業施設等でバリアフリー化された施設数
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810 施設 |
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主な事業
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1 都市計画策定事業【基本事業名
54101 計画的なまちづくりの推進 】
当初予算額:
28,174(千円)
事業概要:市町村合併に伴う都市計画区域の見直しなどの検討を行います。また、東海環状自動車道の都市計画や環境アセスメントの手続きを行います。
2 街路事業【基本事業名
54102 安全で快適なまちづくり】
当初予算額:
3,617,164(千円)
事業概要:
市街地内の都市計画道路を整備することにより、円滑な交通を確保し、安全で快適な都市の形成を図ります。
3 宮川流域下水道(宮川)建設費【基本事業名
54103清潔で快適な都市環境づくり】
当初予算額:
9,293,500(千円)
事業概要:
生活環境の改善、公共用水域の水質保全を図るため、下水道の整備を推進します。
4 公園整備事業【基本事業名
54104 潤いある都市空間の整備】
当初予算額:
965,000(千円)
事業概要:
県民に憩いの場を提供するため、公園整備を進めます。
5
UD(ユニバーサルデザイン)のまちづくり整備推進事業【基本事業名 54105ユニバーサルデザインのまちづくりへの整備】
当初予算額:
4,417(千円)
事業概要:
三重県バリアフリーのまちづくり推進条例に基づく整備基準等の技術指導等を行い、その遵守を図ります。