三重県内のすべての二級水系について、流域のあらゆる関係者が協働して行う治水対策の全体像を
とりまとめた「流域治水プロジェクト」を策定し、令和4年3月22日(火)に河川課ホームページ
(https://www.pref.mie.lg.jp/KASEN/HP/000255015.htm)で公表しました。
これにより、令和2年度末に策定した一級水系を含め、県内すべての水系で「流域治水プロジェクト」
の策定・公表が完了します。
1 流域治水プロジェクトの目的
①様々な対策とその実施主体の見える化
②対策のロードマップを示して連携を推進
③あらゆる関係者と協働する体制の構築
2 三重県二級水系流域治水プロジェクトの特徴
①県が管理する二級水系は73水系192河川と数が多いため、建設事務所単位を基本に水系を
とりまとめ、10圏域を設定
②圏域ごとの既存取組の整理だけでなく、圏域共通の新たな取組について今後の方向性を整理
③今回策定する流域治水プロジェクトでは、新たに田んぼダムやため池の貯留機能の向上など
農林部局との連携を重点的な取組に位置づけ
④都市部の道路における雨水桝の整備など、国や他県では対象としていない道路管理者の取組を
圏域共通の新たな取組として位置づけ
⑤雨水をためて庭の水まきへの活用や大雨時にお風呂の水を流さないなど、県民1人1人の身近な
取組について現地広報を今後展開