三重県内で、麻しんの発生が増加していますので、注意しましょう。
麻しんを疑う時は、早めに医療機関を受診してください。
受診の際には、必ず事前に医療機関に電話で麻しんの疑いがあることを連絡して指示に従ってください。
麻しんは予防接種が有効です。定期予防接種がまだのお子様は、早めに受けるようにしてください。
また、相談は最寄りの保健所にご連絡ください。
〇本日より、三重県ホームページのトップページから、関連ホームページ「麻しん(はしか)につい
て」をご確認いただけます。情報は随時更新していきます。
(http://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/m0068000016.htm)
麻しんとは
〇症状
感染すると約10~12日後に、発熱、咳、咽頭痛、鼻水、目の充血(目やにが多く出る)といった風
邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳
炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症するといわれています。死亡する割合も、
先進国であっても1000人に1人といわれています。
〇感染経路
感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は、非常に強いといわれています。免疫を
持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。
一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれています。
〇治療
特別な治療法は無く対症療法が行われます。
〇予防
予防接種が有効です。定期予防接種がまだのお子様は、早めに受けるようにしてださい。
麻しんにかかった(検査で診断された)ことがない方が海外渡航される時には、あらかじめ麻しんの予
防接種歴を確認し、麻しんの予防接種を2回受けていない場合、接種既往が不明の場合には予防接種を受
けることをおすすめしています。
定期接種対象者
第1期 1歳以上2歳未満
第2期 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学前の1年間