夏場の食中毒に注意しましょう!
食中毒とは?
食中毒は、食中毒菌や食中毒菌が作った毒素、ウイルス、その他の有害、有毒なものを含む食べ物を食べることで起こります。主な症状は胃腸炎(下痢、腹痛、吐き気など)ですが、発熱など風邪に似た症状の場合もあります。食中毒は年間を通して発生していますが、気温や湿度が高くなる夏は、細菌による食中毒が多く発生する傾向にあります。そのため、気温や湿度が特にが高くなると予想される場合などには、「食中毒警報」を発令し、県民や食品取扱業者に対して、食品の取扱いなどについて注意を喚起しています。
もっと詳しく知りたい方へ
家庭でできる食中毒予防
食中毒は、飲食店での食事だけでなく、家庭で調理した食事でも発生しています。
- 家庭での調理の際には、食中毒予防の3原則(食中毒菌を「つけない、ふやさない、やっつける」)を意識して、家族と自分を食中毒から守りましょう。
- 調理中だけではなく、食材を購入する際にも注意が必要です。冷蔵や冷凍の必要な食材は買い物の最後に購入し、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
- 火を通した後の食品でも油断は大敵です。特に夏は、調理後の食品を室温で長く放置せず、早めに食べるか、冷蔵庫で保存するようにこころがけましょう。
家庭で気を付けるポイントについて
家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省ホームページ)
家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省リーフレット)
「食品衛生月間」について
食品は、私たちの生命や健康に密接な関わりがあり、健康で安心できる食生活を送るためには、食品の確保および向上を図ることが極めて重要です。特に、夏期は気温や湿度の上昇に伴い、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌、黄色ぶどう球菌といった細菌による食中毒が発生しやすいことから、厚生労働省は、8月を「食品衛生月間」と定め、全国一斉に消費者および食品等事業者に対し食品衛生に関する正しい知識の普及・啓発活動を実施しています。