平成24年地価公示結果がまとまりました
国土交通省が実施した今回の地価公示では、県内住宅地255地点、商業地93地点等、計432地点について、平成24年1月1日現在の1平方メートル当りの土地の価格の判定が行われました。
継続地点431地点のうち、427地点で地価が下落しました。地価上昇地点は、津市大谷町の住宅地1地点と伊勢市宇治今在家町(おはらい町)の商業地1地点で、横ばい地点は、伊賀市ゆめが丘の住宅地1地点と津市上浜町の商業地1地点でした。
県内住宅地及び商業地の地価の対前年平均変動率は、ともに20年連続して下落傾向を示しました。全体として下落率はほぼ昨年と同じでした。
全国的には、地価はリーマンショック後4年連続の下落となりましたが、下落率は縮小傾向を示しました。
住宅地の状況
県全体では、平均変動率△2.3%(昨年△2.1%)となり20年連続して下落しました。下落率が大きい市町は、紀北町△4.6%、鳥羽市△4.3%、志摩市△4.2%で、最も小さかったのは朝日町△1.5%でした。
平均価格は、44,100円/平方メートル(昨年45,100円)で、最高価格地点は、津市大谷町(津―18)の96,000円/平方メートルでした。
商業地の状況
県全体では、平均変動率△2.6%(昨年△2.7%)となり20年連続して下落しました。市町別では、明和町△4.7%、志摩市△4.5%、尾鷲市△4.1%で下落率が大きくなり、四日市市△1.7%が一番小さくなりました。
平均価格は、76,100円/平方メートル(昨年77,900円)で、最高価格地点は、四日市市諏訪栄町(四日市5-1)の 345,000円/平方メートルでした。
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