5.土壌環境
土壌は、一旦汚染されるとその影響が長期にわたり持続するなどの特徴があります。
また、土壌が汚染されると、その下を流れる地下水が汚染されます。地下水の流れは穏やかなので、土壌汚染と同様にその結果は長期にわたり残留、影響する事が懸念されます。
三重県では、土壌汚染の現状を把握するため、平成7年度から県内各地で汚染状況を調査しています。平成10年度は、全ての調査地点で重金属や農薬などの土壌汚染に係る環境基準を満足しています。
また、ダイオキシン類の汚染状況は、「ダイオキシン類環境基準」を下回っていました。
今後も、県下の土壌汚染の状況把握に努め、土壌及び地下水保全を図っていきます。