6.自然環境
三重県は、穏やかな伊勢湾と太平洋の荒波が押し寄せる熊野灘、急峻な鈴鹿山脈と雄大な台高山脈、数々の清流や里山など多様で美しい自然に恵まれています。
こうした豊かな自然とのふれあいは、人にやすらぎとうるおいをあたえることから、伊勢志摩国立公園をはじめとする自然公園が9ヶ所指定(面積約20万5千ha、県土の35.5%)され、これらの自然公園等を快適で安全に利用することができるよう、自然環境をそこなわぬように配慮し、施設等の整備や管理を行っています。
また、身近な環境の整備として、生態系や景観に配慮し、安全で安心な生活を確保するための河川改修、砂防事業や海岸整備をはじめ、都市公園の整備や公共施設の緑化などによる都市部の生活環境づくりを行っています。
さらに、緑化推進のため、三重緑化基金や緑の募金に対する理解を高め、地域の団体の緑化活動等を支援しながら県民一人ひとりが参画する緑化運動を展開しています。
自然環境に対する様々な期待が高まるなか、地域の住民、団体など多様な主体の連携・協働による環境保全活動への取組みが大切です。