2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
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344 高齢者保健福祉の推進 |
評価者
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健康福祉部 長寿・障害分野 総括マネージャー 大垣内福己
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059-224-2251 oogaif00@pref.mie.jp |
評価年月日
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03/11/22 午後 5:45:53 |
施策の目標
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【誰、何が
(対象)】
高齢者が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
必要な介護・福祉サービスを身近な地域で受けている
施策の数値目標及びコスト
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2001 (H13) |
2002 (H14) |
2003 (H15) |
2004 (H16) |
2006 (H18) |
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在宅介護サービス利用率 (%) [ 目標指標] |
目標
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58.7
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59.0
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実績
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56.6
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必要概算コスト(千円)
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595,168
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641,294
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634,784
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17,899,740
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0
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予算額等(千円)
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434,346
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501,286
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496,053
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17,707,419
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概算人件費(千円)
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160,822
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140,008
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138,731
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192,321
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0
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所要時間(時間)
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38,200
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32,560
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32,797
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45,466
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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46,126
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-6,510
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17,264,956
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-17,899,740
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施策の数値目標に関する説明・留意事項
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・介護を必要としている高齢者等のうち、在宅介護サービスを利用して、在宅での生活を送っている県民の割合です。・住み慣れた地域での在宅生活を可能とするため、「家族介護」から「社会的介護」への県民の意識変化を期待します。・データー収集の関係で、目標指数の実績数値は表示年度よりも1年遅れとなります。
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2003( 平成15)年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
3年間の介護保険制度施行の運用実績を踏まえ、第2期介護保険事業支援計画、高齢者保健福祉計画等に基づき介護基盤整備などを進めました。特に入所希望者が増加している特別養護老人ホームについては、入所の必要性が高い要介護者が優先的に入所できるよう県としての指針を策定し、各施設ではその指針に準拠した優先入所基準を策定・運用しています。また、高齢者が住みなれた地域でいつまでも生活できるよう、市町村が実施する介護予防・地域支え合い事業等の高齢者福祉サービスを支援しています。高齢者が健康で生きがいを持った生活を送るため、みえ高齢者健康文化祭、長寿社会大学等を開催し、だれもが活動に参加できる環境づくりを行いました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
介護保険制度については、提供サービスの適正化、介護の人材確保と資質向上への支援を行ってきましたが、今後は高齢者の尊厳を支えるケアの確立が求められています。また、高齢者の増加に伴い、要介護高齢者が増加傾向にある中、特別養護老人ホームなどへの入所希望者が急増し、施設整備が喫緊の課題となっています。さらに、住みなれた地域で生涯を過ごしたいと願う高齢者が在宅で安心して必要なサービスを受けられる体制の充実とともに、介護予防や地域での支え合い、生きがい対策についても充実させていく必要があります。さらに、福祉サービスの利用が措置から契約に移行する中で、必要とするサービスを確実に利用できるための支援や苦情解決のための体制整備等、利用者の人権に配慮した施策を実施していく必要があります。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
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介護保険制度による介護サービス提供の円滑化、適正化に向け、この制度の中心的な役割を担う介護支援専門員等の人材の資質向上を図るとともに、第三者評価の導入を進めていきます。
また、元気なときから介護が必要になったときでも、幅広く対応できる多機能の地域拠点施設の整備を進めるとともに、特に入所希望者が増加している特別養護老人ホームについては、重点的な施設整備と各施設での優先入所基準の適正な運用を進めます。
高齢者が健康で生きがいを持って生活できるよう、一人ひとりのニーズに対応した介護予防・地域差さえ合い事業を支援するとともに、誰もが社会活動に参加できる環境づくりを進めます。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名
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担当チーム
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注力
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総括マネージャーの方針・指示
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基本事業の数値目標
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目標値
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達成状況
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改革方向
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実績値
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健康福祉部長寿社会チーム
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→
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介護保険制度の円滑な実施に資するため、引き続き介護支援専門員等の人材育成と資質の向上を図る。
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重度要介護認定者率
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39.4 % |
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健康福祉部長寿社会チーム
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↑
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介護保険事業支援計画に基づき、県内の地域バランス等を考慮して、介護基盤整備を進めるが、特に特養の整備を重点的に進める。
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特別養護老人ホーム整備率
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93 % |
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健康福祉部長寿社会チーム
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↑
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住みなれた地域で元気で暮らせるよう、介護予防・地域支え合い事業の実施主体である市町村と十分連携し対応していく。
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要介護・要支援認定者出現率
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15.8 % |
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健康福祉部地域福祉チーム
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→
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類似事業のさらなる統合を図る中で、市町村社協と市町村老人クラブの相互連携について検討する。
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長寿社会推進協力員数
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2481 人 |
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主な事業
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1 特別養護老人ホーム整備事業費補助事業【基本事業名
34402 介・・赶ユの整備促進】
当初予算額:
1,883,496(千円)
事業概要:新しい特別養護老人ホーム(個室・ユニットケア型)等の施設・設備を重点的に整備し、施設サービス等を充実させます。
2 介護予防・地域支え合い事業費補助事業【基本事業名
34403 高齢者の在宅生活支援体制の確保】
当初予算額:
900,177(千円)
事業概要:
要援護高齢者及びひとり暮らし高齢者や家族を支援するため、生きがいや健康づくり活動、寝たきり予防のための知識の普及啓発を行う。
3 介護給付費県負担金【基本事業名
34401 介護保険の制度の円滑な推進】
当初予算額:
10,362,499(千円)
事業概要:
介護保険制度の円滑な推進を図るため、要介護者に対する介護給付及び要支援者に対する予防給付に要する費用の12.5%を県が負担する。
4 高齢者小規模多機能施設設置推進事業【基本事業名
34402 介護基盤の整備促進】
当初予算額:
25,700(千円)
事業概要:
地域の中に家庭的な雰囲気に満ちて、元気なときでも、介護が必要になったときでも利用できる、高齢者小規模多機能施設をモデル的に整備し、高齢者のニーズに応える。
5 明るい長寿社会づくり推進機構事業【基本事業名
34404 高齢者の社会参加環境づくり】
当初予算額:
68,183(千円)
事業概要:
高齢者の生きがいと健康づくりを進め、明るい長寿社会をつくるため、啓発、普及や高齢者の生活全般に関する情報収集、提供等様々な事業を展開する。