三重県は2019年5月に、東京都及び公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技⼤会組織委員会(以下 「組織委員会」)が募集を行った東京2020大会記念品プロジェクトに応募し、実行委員会メンバーに参画し、そしてこのたび県内の工芸品が記念品となることを下記のとおり報告いたします。
記
1 品目名及び種類
四日市萬古焼の急須と煎茶碗のセット
<セットの概要>
・お茶の香りを引き立て、おいしいお茶を愉しんでいただくため考案された急須と煎茶碗のセット。
・茶葉がうまく対流する形状、注ぎやすさを追求した注ぎ口や蓋、洗浄しやすい内側の仕上げなど、
職人の様々な工夫がほどこされています。
・茶こし穴は、職人が一つ一つ手作業で100個ほどの穴を開けています。この技術は、日本でも数人
しか有していません。
2 プロジェクト概要
(1)名称
東京2020大会記念品プロジェクト
(2)実施主体
東京2020大会記念品プロジェクト実行委員会(以下「実行委員会」といいます。)
※本県、その他参画自治体、東京都及び組織委員会が、昨年10月に実行委員会を設置。
(3)伝統工芸品等の贈呈
実行委員会は、IOC委員・IPC理事・国際競技団体役員・各国オリンピック委員会役員・
各国パラリンピック委員会役員・国家元首など、東京2020大会関係者(約1,200名程度)に
対して伝統工芸品等を贈呈いたします。
(4)今後
2020年7月頃の贈呈に向け、急須と煎茶碗のセットの製作を産地と連携して進めていきます。