(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してマイナス1時間)
一見知事は、活動4日目となる令和5年1月11日(水曜日)、台日産業連携推進オフィス(TJPO)を訪問し、産業連携に関する意見交換を行いました。
1 台日産業連携推進オフィス(TJPO) 訪問
(1)日時
令和5年1月11日(水曜日)10時00分から10時30分まで
(2)場所
台湾政府経済部工業局(台北市)
(3)参加者
(相手方)
台日産業連携推進オフィス(TJPO)
主任 連 錦漳(れん きんしょう)ほか 計6名
(主任は同組織の長)
(当方)
知事 一見 勝之
雇用経済部長 野呂 幸利 ほか
(4)概要
台日産業連携推進オフィス(TJPO)を訪問し、連錦漳主任と産業連携について意見交換を行いま
した。
連主任は、「現在、日本の11自治体とMOUを締結しているが、三重県とはTJPOが設立された
2012年に、日本の地方自治体として最初のMOUを締結することができた。改めて御礼申し上げる。
過去2~3年はコロナ禍のため往来ができなかったが、ようやくこうして面会できてうれしい。三重県
は大阪と名古屋の二大経済圏の間に位置し、自動車や電子デバイス、半導体などの産業が盛んだが、こ
れから半導体やEVなど連携のチャンスはたくさんある。知事は国土交通省で自動車局長をされていた
と聞いている。知事の素晴らしい経験等もいかしていただけると期待している。これを機にさらなる
連携を進めたい。」旨述べられました。
一見知事からは、「本日の訪問により、連主任ともしっかり連携し、三重県とTJPOの連携を続け
ていきたい。台湾では半導体企業、航空会社、海運会社等を訪問したが、どの企業も非常に歓迎してく
れた。半導体企業のUMCでは追加投資に前向きな話があった。」旨述べました。
その後、台湾で政府が推し進める循環経済の取組等について話題提供があり、連主任からは、以前、
台湾政府経済部工業局が、公益財団法人国際環境技術移転センター(ICETT)と連携して事業を
行っていたことにも言及されました。
(参考)台日産業連携推進オフィス
(TJPOはTaiwan-Japan Industrial Collaboration Promotion Officeの略)
台湾政府経済部が「台日産業連携架け橋プロジェクト」のもと、2012年に台湾企業と日本企業間
の連携強化を促進するために設置した組織。本県は、2012年7月、全国に先駆けて同組織と「産業
連携に関する覚書」(MOU)を締結。現在、全国の11の自治体とMOUを締結している。台湾
政府経済部工業局長がTJPO主任を兼務している。