三重県が友好提携を締結するスペイン・バレンシア州と、産業連携に関する覚書を締結するスペイン・バスク自治州において、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
また、本県においても感染拡大防止や県民への正確な情報提供に努めているところです。
こういった状況を踏まえて、バレンシア州とバスク自治州へのお見舞いと、この状況を克服すべく双方ともに全力を尽くすことを呼び掛ける親書を、3月24日付で知事から両州の首相あてに発出しました。
なお、文面は以下のとおりで、英語に翻訳して発出しています。
(以下、親書文面(両州共通))
日ごろから、貴州と三重県との交流にご尽力いただき、深く感謝申し上げます。
この度の新型コロナウイルス感染症に関連し、感染によって亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、多くの感染者が発生し州政府及び市民のみなさんが大変なご苦労をされていることに対して、心からお見舞い申し上げます。
貴州内ひいてはスペイン全土での感染拡大が、すみやかに収束することを願っております。
三重県においても、3月24日現在、9名の感染者が発生しており、感染拡大防止や県民への正確な情報提供に努めています。
貴州においては、感染者の治療、感染拡大の防止、市民生活の維持に、引き続き最大限の努力をされることと思いますが、本県も、県民の皆様の不安解消、感染拡大の防止に取り組んでいきます。
この困難な状況を克服すべく、友好関係にある貴州と本県、双方ともに全力を尽くしましょう。
2020年3月24日
三重県知事 鈴木英敬