本年11月末から、県立かがやき特別支援学校あすなろ分校において、発達障がい児支援のためのソーシャルスキルトレーニングにVR(バーチャルリアリティ)技術を活用する取組が、全国の特別支援学校で初めて開始されます。
活用の開始にあたり、ソーシャルスキルトレーニングサービスの開発企業が知事を訪問し、報告を行います。
記
1 取組概要
(1)サービス(製品)名:「emou(エモウ)」
対人関係の中でソーシャルスキルが必要なさまざまな場面を高精細VRで再現することで、これま
でのワークシートやロールプレイでは再現できなかった相手の目線や表情、言動などをリアリティの
ある体験型VRトレーニングとして提供する支援プログラムです。
(2)開発企業:株式会社ジョリーグッド(本社:東京都中央区日本橋堀留町1-8-11)
人事採用活動向けの企業紹介VR、医師向けの手技学習VR、介護施設向けの研修用VRなど、
VR技術を活用したソリューションサービスを提供する企業です。
(3)活用内容:
県立かがやき特別支援学校あすなろ分校において、発達障がい児支援のためのソーシャルスキルト
レーニングに「emou(エモウ)」を活用することで、支援の充実や商品の改良をめざします。
(4)備考:
ソーシャルスキルトレーニングとは、「社会生活技能訓練」とも呼ばれ、対人関係を中心とする社
会生活における技能などを高める方法であり、精神科領域、教育領域、就労支援関連領域、職場のメ
ンタルヘルス等の産業領域など、さまざまな領域で実践されています。
2 報告会開催日時等
(1)日時:令和元年11月28日(木)10時45分から12時00分まで
【スケジュール】
10時45分から 報道機関に向けてのサービス等の説明(開発企業対応)
11時00分から 活用開始報告会(~11時15分) ※報告会終了後、知事、教育長は退席
11時15分から 報道機関からの活用に関する質疑等(学校長、開発企業対応)
(2)場所:県立かがやき特別支援学校草の実分校・あすなろ分校多目的室
(津市大里窪田町340番地5)
(3)報告者:株式会社ジョリーグッド
代表取締役CEO 上路 健介 氏 ほか
(4)対応者:三重県
知事 鈴木 英敬
教育長 廣田 恵子
県立かがやき特別支援学校長 森井 博之
医療保健部次長 三木 惠弘