人権センターにおいて、令和7年度に作成した公文書1件を紛失しました。紛失した公文書の内容は、「県民人権講座」に係る講師派遣の委託契約に係る契約書です。
同センター内において、7日間捜索しましたが発見することができなかったため、誤って廃棄した可能性が高いと考えています。
公文書の不適正な管理につきまして、県民の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、今後このようなことが起こらないよう、再発防止を徹底してまいります。
1 事案の概要
令和7年8月13日に、同センター職員が、業務の参考とするため公文書ファイルを参照したところ、
契約書が所定の公文書ファイルに綴じられていないことに気づきました。
令和7年8月7日に、同センター職員が、支払手続きを行うために契約書をコピーした際に、公文書
ファイルから取り出した後、元に戻さなかったものと考えられます。
その後、同センター内を捜索しましたが、現時点で見つかっていないことから、紛失したものと判断し
ました。
2 公文書の名称・作成年度・保存期間等
(1)紛失した公文書(契約書)
令和7年7月26日に開催した「県民人権講座」に係る講師派遣の委託契約書
(2)作成年月日 令和7年5月13日契約締結
(3)保存期間 5年保存
(4)個人情報の有無
当該契約書には、相手方法人の代表者名等は記載されていますが、未公表の個人情報は含まれてい
ません。
3 業務等への影響
契約を締結した事業については、既に終了しており、委託料の支払いも完了しています。
4 再発防止策
公文書管理の重要性を改めて認識するための研修会を実施するとともに、今回の事案を広く共有し、同
様のミスが起こらないように、公文書を速やかに綴じるなど、公文書の適正な管理を徹底します。