三重県では、新型コロナウイルス感染症によってNPOや市民活動団体が受けた影響を把握し、適切な支援や対応を検討するための緊急アンケート調査を行い、この度報告書をまとめましたので公表します。
1 調査の概要
(1)調査期間 令和2年4月16日(木)から4月30日(木)
(2)調査対象 県内NPO、市民活動団体等
(3)調査方法 WEBアンケート
(4)有効回答 219件(回収率31.7%)
(5)実施主体 みえ市民活動ボランティアセンター
(三重県・特定非営利活動法人みえNPOネットワークセンター)
2 調査結果の概要
NPOの92.2%が影響を受け、その利用者の84.0%が影響を受けています。三密を回避するため活動の中止や延期を余儀なくされ、その結果、活動の対象者である県民、とりわけ高齢者、子どもや外国人等が抱える課題が深刻化するとともに、収入の減少による経営基盤の悪化を招いています。
行政や中間支援組織には、情報、財政、物資、オンラインの支援や助言が求められていることから、適切な支援を行うことで、一刻も早いNPO活動の再開等を図り、県民はじめ地域の課題解決を後押しする必要があります。