三重から平和を発信するとともに、県内の若い世代が被爆地の若者との交流などを通じて戦争の実態や悲惨さに触れ、平和への想いをより一層深める機会となるよう「平和のつどい」を開催します。
1 日時
平成29年8月9日(水)13時00分から16時00分まで
2 場所
アストホール(津市羽所町700 アスト津4階)
3 目的
「平和な世界のために私たちができること」というテーマのもと、未来を担う県内の若い世代を中心
に幅広い県民を対象に、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えるとともに、平和について考え、行動する契
機となるようにします。
4 参加者(予定)
三重県知事、三重県議会議長
広島市立基町(もとまち)高等学校普通科創造表現コースの生徒3名、被爆体験証言者1名
皇學館大学の学生3名
全国戦没者追悼式子ども代表団6名 など
※現在調整中であり、変更になる可能性があります。
5 内容
○広島県の高校生による活動発表
「次世代と描く原爆の絵」(※)を制作した広島市立基町高等学校普通科創造表現コースの生徒と被
爆体験証言者をお招きし、その活動内容をお話しいただきます。
○県内の大学生による活動発表
県内の戦争体験者に対するインタビュー収録を行った皇學館大学の学生が、その内容を上映するとと
もに、活動成果を発表します。
○両県の学生によるトークセッション
知事をコーディネーターに、活動発表を行った広島市立基町高等学校普通科創造表現コースの生徒と
皇學館大学の学生が「戦争体験の伝承~平和な世界のために私たちができること~」をテーマに意見交
換を行います。
○県内の子どもたちによる平和パフォーマンス
県内の子どもたちが平和を題材にした合唱、詩の朗読を実施する予定です。
(実施内容、出演者等については現在調整中です)
○全国戦没者追悼式子ども代表団の結団式
全国戦没者追悼式へ派遣する「子ども代表団」の結団式を行い、知事から代表団の子どもたちに委嘱
状を交付します。
6 参加方法
電話、FAX、E-mailにより、氏名及び当日の緊急連絡先を添えて、戦略企画総務課までお申し込
みください。先着で200名まで受け付けます。
FAX、E-mailの際は、件名を「平和のつどい参加申込」としてください。
※「次世代と描く原爆の絵」
原爆被害の実相を後世に伝えていくとともに、被爆体験を継承していくため、広島平和記念資料館が平成16年度から実施している事業で、広島市立基町高等学校は平成19年度から取り組んでいます。
広島県内の戦争を知らない若者が、被爆体験証言者と直接の対話を重ねることで、当時の惨状だけでなく体験者の思いに触れながら制作した、被爆当時の広島を描いた絵画です。
平成27年度は、広島市立基町高等学校普通科創造表現コースの生徒24名、卒業生3名、教員3名が、12名の被爆体験者とともに制作に取り組み、平成28年7月に35点の作品が完成しました。
また、平成28年度は、生徒18名が8名の被爆体験者とともに制作に取り組み、18点の作品が完成しています。