バカガイ
バカガイ
初期稚貝の出現状況から春季から秋季にかけ発生し、受精後17日の沈着期幼生は殻長0.25㎜ですが、40日後で殻長2.5㎜、60日で8㎜に成長する。バカガイは一般に成長が早く、寿命は5年以上とされています。参考までに東京湾では5~6月に産卵されたものが8月には殻長1㎝未満、12月には5㎝に成長するが、2年目の早春からは成長が緩慢になるようです。
参考文献:
- (社)日本水産資源保護協会
1986.バカガイ、水産生物の生活史と生態(続):212-218 - 花岡 資・島津忠秀
1949.東京湾産バカガイの形態変異と成長、日水誌15(1):311-317