令和5年8月15日(火)から18日(金)までの4日間にわたり、「第8回ひろしまジュニア国際フォーラム」が広島県で開催され、セントヨゼフ女子学園高等学校3年生の小川さくら(おがわさくら)さんと2年生の𦚰田美雨(わきだみう)さんが三重県代表として参加しました。
三重県と広島県は平和に関する交流事業を実施しており、その一環として同フォーラムに本県の高校生を招待いただいています。
同フォーラムには、日本を含む24か国から85名が参加し、県内視察やグループディスカッションを行いました。また、核軍縮や平和構築についての課題や解決策、広島や若者の役割についてまとめた「広島宣言」を作成し、最終日に行動計画とともに発表を行いました。なお、ディスカッション等はすべて英語で行われました。
小川さん、𦚰田さんからは「様々な背景を持つ方たちと議論ができ、非常に有益だった。今後もたくさんの方と意見交換をしていきたい。」、「平和や核兵器などに関するディスカッションは難しかったが、他国の文化との考え方の違いに触れることができた。平和に関する考えを発信し、同じ意見を持った仲間を見つけていきたい。」といった感想がありました。
【内容】
・8月15日(火)、16日(水)
平和記念資料館視察、慰霊碑参拝、被爆体験証言聴講、講演、講義、グループディスカッション(テーマ:核兵器廃絶、復興・平和構築) 等
・8月17日(木)、18日(金)
県内視察、広島宣言と行動計画の作成・発表 等
【ひろしまジュニア国際フォーラムの概要】
国内外の高校生等が国際平和についての討議や交流等を行い、平和のメッセージを世界に発信することを通じて、次の世代の人材育成を行うことを目的に、広島県が平成28年度から開催しています。