<各市町における平和啓発の取組について>
県内各市町において、令和6年度に実施される平和啓発の取組(令和6年3月調査時点)についてはこちらをご覧ください。
三重県における平和啓発の取組について
三重県では、戦争の悲惨さを次の世代に引き継ぎ、県民の皆さんに戦争の残した教訓や平和の尊さを伝え、県民の皆さんとともに平和について考えていく必要があると考えています。
そこで、県が保有する平和啓発資料などの展示や市町への貸出支援などを行い、啓発活動を進めています。
(1)資料の貸出
三重県では、太平洋戦争が終結した昭和20年から60年目の節目である平成17年に、過去の戦争が風化しないよう戦後60周年記念事業を実施し、平和に関するパネル及び戦争体験談を記録したCDを作成しました。
また、平成27年には戦後70周年記念事業を実施し、新たに戦争体験談を記録したDVD(アーカイブ)を作成しました。
これらの啓発資料は、毎年、展示や貸出等を行っています。
貸し出しを希望される市町、団体におかれましては、指定の様式を電子メールまたは郵送により、下記問い合わせ先に送付してください。(個人への貸出は行っておりません)
なお、貸し出しの希望が多い場合は、貸し出し日程の調整をお願いするほか、貸し出しのご希望に添えない場合があります。
〇要綱・様式
要綱
パネル等使用承認申請書(第1号様式)、承認事項変更届出書(第2号様式)、
事業実施報告書(第3号様式)
問い合わせ先 | 三重県政策企画部政策企画総務課 電話:059-224-2009 E-mail:seisaku@pref.mie.lg.jp |
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(2)資料の概要
パネルの概要(全10枚)
戦後三重県の歴史(文字のみ)
- 戦争の被害
- 廃墟からの再建と産業の復興
県内の戦争遺跡(写真及び説明書き)
- 弾痕跡
- 防空壕
- 監視所・弾薬庫施設
- 召集令状・各種証明書
- 日常生活品・軍装備品
- 弾・薬きょう・破片等
- その他
- 被弾ピアノ
貸し出しパネル(全10枚)をPDF化しておりますので、詳細は下記PDFでご確認ください。
※学校、団体等で、平和教育・平和啓発の活動等にご利用ください(画像・PDFの無断転用、引用、加工等は禁止します)。
パネル3~6(防空壕、監視所・弾薬庫施設、弾痕跡、弾・薬きょう・破片等)
パネル7~9(日常生活品・軍装備品、召集令状・各種証明書、記念品等)
パネル仕様
- A1(841mm×594mm)
- 枠:アルミ製、板:プラスティック製
CDの概要
平成17年に60周年記念事業の一つとして、三重県戦後50年体験文集「21世紀への伝言」から10編を抜粋し、朗読収録したものです。
1編約8分、全部で80分程度。
(朗読文章の項目)
- 若き兵士の未明の朝食
- 墓標・彼の白き雲に祈りたい
- 忘れられないあの日
- 戦争とわが道程
- 私の戦争はまだ終わらない
- 私の受けた国民学校教育
- 戦雲の下で
- 私の知っている戦争
- 敗戦引揚げの苦難無事乗り越えて
- 戦後の物資不足
DVDの概要
平成27年に戦後70周年記念事業の一つとして制作した戦争体験者20人の戦争体験談を映像記録(アーカイブ)として保存したものです。
1人約11~20分程度の体験談で、1人につき1枚のDVDとなっています(DVD-Video規格。通常のDVDプレーヤーで再生可能です。)。
※三重県戦後70周年記念事業特設サイトにおいても、同内容を視聴することが可能です。https://www.pref.mie.lg.jp/SENSOMU/HP/heiwa/64934035659_00006.htm
(3)書籍紹介
三重県の戦争に関する書籍等について、県HP「戦争資料館」内にて紹介しています。県内の図書館等で閲覧することができる書籍等もございますので、以下のページを参考にご活用ください。