精神疾患の理解と対応
ここは、主な精神疾患の理解を深めるためのページです。
こころの病とは
「こころの病」は必ず治っていく病気です。しかし他の身体の病気と違い、目
に見えにくいので治療の開始が遅れがちです。他の病気と同様に、早い対応
が患者さんの苦痛を和らげやすいことは言うまでもありません。
また「絶対治らない病気」 「何をするかわからない恐い病気」 といった情報
不足による偏見から、多くの当事者や家族が苦しんでいます。 日々、ストレス
と向き合う現代人にとって、「こころの病」は身近な病気になっています。
「こころの病」を正しく理解していくことは、病む人の支援となり、誤解・偏見・
差別の是正につながっていくとともに、私たちみんなが「こころの健康」をより
高めることにつながります。
統合失調症
思春期から30才頃までに発病する頻度が高い病気である「統合失調症」。
およそ100人に1人がかかるといわれ、わが国の精神科入院患者の約6割を占
めています。以前は「精神分裂病」といわれた病気ですが、あたかも人格が分
裂しているかのような誤解や偏見を与えてしまうのと、また、病気の実態を表す
病名としても不適切ということで病名が「統合失調症」に改められました。
詳しくは こちら
うつ病
環境の変化によるストレスや、脳の機能障がいなど、さまざまな要因で起こる
「うつ病」。およそ10人に1人がー生涯のうちに1度はかかるといわれています。
「こころの風邪」ともいわれるこの病気は、単なる気分の落ち込みではなく、
さまざまな生活障がいに悩まされ、自分1人の努力では治らない病気です。
決して精神力が弱い人がなる病気ではありません.
メンタルヘルスだより 「りれいしょん」 から
三重県精神保健福祉協議会が発行しているメンタルヘルスだより「りれいしょん」に、「こころの病ってなあに?」という、精神疾患をシリーズで紹介するコーナーが
あります。
精神疾患について詳しく記載されていますので、内容をご紹介します。
(「りれいしょん」のPDFファイルにリンクします)。
発 行 |
内 容 |
第27号 平成27年3月発行 |
摂食障害 |
第26号 平成26年8月発行 |
双極性感情障害 |
第25号 平成26年2月発行 |
自己愛性パーソナリティ障害 |
第24号 平成25年8月発行 |
回避性パーソナリティ障害 |
第23号 平成25年2月発行 | 境界型パーソナリティ障害 |
第22号 平成24年8月発行 | パーソナリティ障害 |
第21号 平成24年3月発行 | パニック障害 |
第20号 平成23年8月発行 | 強迫性障害 |
第19号 平成23年3月発行 | 社会不安障害 |
第18号 平成22年8月発行 | 不安障害 |
第17号 平成22年3月発行 | 認知症 |
第16号 平成21年8月発行 | 非定型精神病 |
第15号 平成20年6月発行 | 統合失調症 |
第14号 平成19年11月発行 | うつ病 |
お役立ちリンク
「精神保健福祉相談」 情報ページ 精神保健福祉の相談担当者をはじめとして関係の皆様に情報を提供しています。 さまざまな相談支援マニュアル等を網羅していますので、市町、相談支援事業所、関係機関などで相談支援にあたる方に必要な情報が紹介されています。 |