1 概要
三重県教育委員会では、12月14日(木)、課題解決力や発信力、コミュニケーション力等を一層育成する視点から、本年度で4回目となる平成29年度「中学生からの提案・発信」及び「郷土三重を英語で発信!~ワン・ペーパー・コンテスト~」の入賞者の審査会・表彰式を実施しました。本年度は、三重大学教育学部附属中学校、私立中学校1校を含め、計52校819作品の応募がありました。
2 内容
(1)発表会・表彰式の概要
①日時
平成29年12月14日(木)13時30分から16時30分まで②場所
三重県総合文化センター レセプションルーム(津市一身田上津部田1234番地)③出席者
県内公立中学校生徒、教員、保護者等76名④審査委員
県内の大学、関連企業、市教育委員会、県関連部局(戦略企画部広聴広報課、雇用経済部国際戦略課)より構成⑤講演の様子
◯三重テレビ放送記者の川田真梨子さんから、「人に伝えること~Understand~」をテーマに講演をいただきました。講演では、編集に携わる記者の視点から、実際に編集した県内のニュースを基に、記者として、
どうすれば人々の思いを正確に伝えることができるかということに気を配っていること、そのために必要に
なるのが「Understand=相手を理解する」ことであり、その際、自分の心構えとして、取材相手に
寄り添う姿勢等を大切にしている、というお話をいただきました。
⑥生徒の様子
〇「中学生からの提言・発信」のプレゼンテーションでは、グラフや画像、役割を決めて寸劇を交える等、それぞれの意見を明確に主張する工夫を行っていました。
〇「郷土三重を英語で発信!~ワン・ペーパー・コンテスト~」では伝統文化や偉人、地域のよさについて、
実際に自分が体験したり、ふれたりすることにより、具体的に英語で発表できました。また質疑応答では、
審査員との英語でのやりとりがありました。
〇写真や映像等、工夫を凝らした資料を用い、制限時間を意識しながら発表するなど、入念な準備と練習の跡が
見られました。
〇発表者は、審査員からの質問に対して、緊張しながらも、自分の思いや考えを、これまでの実践を踏まえ
つつ、堂々と的確に答えることができていました。
(2)最終審査結果
①「中学生からの提案・発信」部門
【最優秀賞】
・玉城町立玉城中学校第3学年英語係(Tamaki E-Girls)「玉城町の小中学生が作った『初級玉城検定』English Version~玉城町を英語で発信~」
【優 秀 賞】
・四日市市立西朝明中学校生徒会
「防犯@西朝明~中学生からの発信~」
【奨 励 賞】
・松阪市立久保中学校国際部
「2017地域活動への参加~そして、日本で自分たちの将来を …」
・松阪市立西中学校生徒会
「生徒が自ら考え、判断し、行動する防災・減災プロジェクト」
・伊勢市立二見中学校生徒会
「自ら生きる力をつける・地域を守る~屋上で育てる非常食(サツマイモ)~」
②「郷土三重を英語で発信!~ワン・ペーパー・コンテスト~」部門
【最優秀賞】
・三重大学教育学部附属中学校 3年 松本 芽久
「Amazing “Ise Katagami” ~master craftmanship~」
【優 秀 賞】
・松阪市立殿町中学校 3年 伊藤 有紗
「Motoori Norinaga」
【奨 励 賞】
・四日市市立港中学校 2年 中尾 雪菜
「Yokkaichi Port」
・玉城町立玉城中学校 3年 渡辺 唯愛
「Where the Samurai Trained」
・皇學館中学校 1年 阿形 日菜子
「Do you know “Mishiodono” shrine ?」
・三重大学教育学部附属中学校 3年 松本 芽久
「Amazing “Ise Katagami” ~master craftmanship~」
【優 秀 賞】
・松阪市立殿町中学校 3年 伊藤 有紗
「Motoori Norinaga」
【奨 励 賞】
・四日市市立港中学校 2年 中尾 雪菜
「Yokkaichi Port」
・玉城町立玉城中学校 3年 渡辺 唯愛
「Where the Samurai Trained」
・皇學館中学校 1年 阿形 日菜子
「Do you know “Mishiodono” shrine ?」
審査会・表彰式の様子
①開会行事 ②提案・発信の発表1③提案・発信の発表2 ④提案・発信の発表3
⑤提案・発信発表4 ⑥提案・発信発表5
⑦ワン・ペーパーの発表1 ⑧ワン・ペーパーの発表2
⑨ワン・ペーパーの発表3 ⑩ワン・ペーパーの発表4
⑪ワン・ペーパーの発表5 ⑫三重テレビ放送記者川田真梨子さんの講演会
⑬審査委員長からの講評 ⑭集合写真