2 貯蓄・負債現在高の状況
平均貯蓄現在高は全世帯で1,579万円、勤労者世帯で1,293万円
平均負債現在高は全世帯で590万円、勤労者世帯で656万円
全世帯の1世帯あたり平均貯蓄現在高は、1,579万円でした。昭和59年から平成11年までの平均貯蓄現在高の推移をみると、昭和59年は668万円、平成元年は1,170万円、平成6年は1,548万円となっています。昭和59年から平成元年では1.75倍、平成元年から平成6年では1.32倍、平成6年から平成11年では1.02倍となっています。
都道府県別の平均貯蓄現在高をみると、全国で15番目に多くなっています。
全世帯のうち、勤労者世帯の1世帯あたり平均貯蓄現在高は1,293万円でした。昭和59年から平成11年までの貯蓄現在高の推移をみると、昭和59年は572万円、平成元年は957万円、平成6年は1,316万円となっており、昭和59年から平成元年では1.67倍、平成元年から平成6年では1.38倍、平成6年から平成11年では0.98倍となっています。また、平成11年においては前回調査の金額を下回っています。
また、1世帯あたりの平均負債現在高は全世帯で590万円、このうち勤労者世帯で656万円となっています。平均負債現在高のうち、住宅・土地のための負債が大半を占めており、全世帯では501万円(負債現在高の84.9%)、勤労者世帯では575万円(同87.8%)となっています。
(図2)(第2表)
図2 貯蓄・負債現在高の推移