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平成27年04月27日

みえ 子ども スマイルネット

発達障がい児等への支援

発達障害とは

発達障害

  自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものです。

広汎性発達障害

  コミュニケーション能力や社会性に関連する脳の領域に関係する発達障害の総称です。自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害を含みます。

自閉症

  自閉症は、「言葉の発達の遅れ」「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、こだわり」などの特徴をもつ障害で、3歳までには何らかの症状がみられます。
  また、自閉症の人々の半数以上は知的障害を伴いますが、知能に遅れがない高機能自閉症の人々もいます。最近では、症状が軽くても自閉症と同質の障害がある場合、自閉症スペクトラムと呼ばれることがあります。

アスペルガー症候群

  アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれる一つのタイプで、「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、興味・関心のかたより」があります。
  自閉症のように、幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障害があることが分かりにくいのですが、成長とともに不器用さがはっきりすることが特徴です。

注意欠陥多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)

  「集中できない(不注意)」「じっとしていられない(多動・多弁)」「考えるよりも先に動く(衝動的な行動)」などを特徴する発達障害です。注意欠陥多動性障害の特徴は、通常7歳以前に現われます。
  多動や不注意といった様子が目立つのは小・中学生ごろですが、思春期以降はこういった症状が目立たなくなるともいわれています。

学習障害(LD:Learning DisordersまたはLearning Disabilities)

  全般的な知的発達に遅れはないのに、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力を学んだり、行ったりすることに著しい困難を示すさまざまな状態をいいます。

トゥレット症候群(TS:Tourette's Syndrome)

  多種類の運動チック(突然に起こる素早い運動の繰り返し)と1つ以上の音声チック(運動チックと同様の特徴を持つ発声)が1年以上にわたり続く重症なチック障害で、このような運動や発声を、本人はそうするつもりがないのに行ってしまうのが特徴です。
  通常は幼児・児童・思春期に発症し、多くの場合は徐々に軽快する方向に向かうと言われていますが、青年・成人期も持続する場合があります。

吃音(Stuttering)

  音の繰り返し、ひき伸ばし、言葉を出せずに間があいてしまうなど、一般に「どもる」と言われる話し方の障害です。幼児・児童期に出始めるタイプ(発達性吃音)がほとんどで、大半は自然に症状が消失したり軽くなったりします。しかし、青年・成人期まで持続したり、青年期から目立つようになる人や、自分の名前が言えなかったり、電話で話せなくて悩む人もいます。

  (引用元:政府広報オンライン「発達障害って、なんだろう?」)

補足

  三重県では、公文書、広報紙等で使用する表記について、法令、条例、規則等を除き「障がい」とひらがなで表記を行うこととなっていますが、ここでは引用元のままの表記としています。ご了承ください。

  参考:「障がい者」の表記に改めます

発達障がい児・肢体不自由児等に対する支援の取り組み

  三重県では本県に住む子どもたちに良質で最適な医療・福祉サービスを安定的かつ継続的に提供することで、子どもたちの充実した生活や健やかな成長の実現をめざし、発達支援体制の強化を図ります。

三重県立子ども心身発達医療センターの整備

  三重県の子どもの発達支援体制の現状や課題を踏まえ、これらに適切に対応するため、障がいや発達に課題のある子どもの専門医療・福祉機関である県立草の実リハビリテーションセンターと県立小児心療センターあすなろ学園、三重県児童相談センターの言語聴覚機能を統合し、「三重県立子ども心身発達医療センター」として、併設する特別支援学校とともに一体的に整備し、小児の医療提供体制・療育体制の充実を図るとともに、子どものこころとからだの発達支援の拠点として整備します。

  三重県立子ども心身発達医療センターについて

「CLM(チェック・リスト・イン三重)と個別の指導計画」を活用した保育所・幼稚園等における早期発見・支援

  発達障がい等の支援の必要な児童を就学前に早期発見・支援することは、対象児を集団生活等の中での困難さから解放し、障がい等の重症化を防ぎ、学齢期、青年期における学校、社会生活への適応に対する負担を軽減する効果があります。
  「CLMと個別の指導計画」は、そういった早期発見・支援のため、三重県立小児心療センターあすなろ学園が(現在:三重県立子ども心身発達医療センター)開発したアセスメントツールです。
  三重県(子ども・福祉部子育て支援課)では、「CLMと個別の指導計画」を各市町で発達障がい児等の支援のツールとして活用していただくよう、市町の保健・福祉・教育行政と協働して普及を進めています。

リーフレットダウンロード
  「CLMと個別の指導計画」

発達障がい児支援人材育成研修

  発達障がいのある子どもを早期に発見し、成長過程に応じた適切な支援を行うためには、子どもたちが生まれ育つ市町において、このことを担う人材の育成が重要です。
  市町の核となる人材を育成するために、平成15年度より、市町から職員(保健師・保育士・教員)を三重県立子ども心身発達医療センターに1年間受け入れ、発達障がいに関する専門研修を行っています。
  研修を受講された方は、みえ発達障がい支援システムアドバイザーとして各市町の発達総合支援室等で活躍されています。

地域の医療機関との連携強化

  障がい児の健やかな成長の実現とそれを支える保護者の負担軽減のためには、障がいや疾病の早期発見・早期対応が不可欠です。
  また、必要な支援を受けながら安心して生活するためには、身近な地域で医療やリハビリテーション、療育を受けられる環境が必要となります。
  三重県では地域の医療機関と連携強化に努め、地域における支援体制の充実を図ります。

リンク集

  三重県立子ども心身発達医療センター

  三重県児童相談センター

本ページに関する問い合わせ先

三重県 子ども・福祉部 児童相談支援課 児童相談支援班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁2階)
電話番号:059-224-2883 
ファクス番号:059-228-2085 
メールアドレス:jidoucen@pref.mie.lg.jp

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