三重県における新生児聴覚スクリーニングについて
先天性難聴は、出生1,000人に1~2人が発症するとされています。
三重県内のすべての分娩取扱医療機関(助産所を除く。)で、新生児聴覚スクリーニングのための聴覚検査機器(自動ABR)が導入されています。検査を行うことで聞こえにくいことが早くわかれば、言葉を覚える大事な時期に適切な医療や教育など必要なサポートを受け、音声言語発達等への影響を最小限に抑えられる可能性があります。
「三重県新生児・小児聴覚検査情報データベースシステム」について
三重県では、耳が聞こえにくい可能性のあるお子さんを早期に把握し、関係機関が連携して適切なサポートにつなげるため、令和6年3月から「三重県新生児・小児聴覚検査情報データベースシステム」を運用しています。データベースシステムには、「お子さんと保護者の方の名前・住所・連絡先」「お子さんの聴覚検査の結果」などを登録させていただき、関係機関がインターネットクラウド上で情報共有を行い、必要に応じて各機関が連携のうえ以下のような支援につなげます。
● 新生児聴覚検査(確認検査)の結果がリファー(要再検)となったお子さんについて、関係機関が速やかに
情報共有し、精密検査機関を受診できるよう支援します。
● 子ども心身発達医療センター(難聴児支援センター)において、きこえに関する保護者の方からのご相談に
対応します。
もし、お子さんの耳が聞こえにくい場合であっても、早い時期に把握し、適切な支援につなげることで、言葉を覚える大切な時期に医療・教育などのサポートをすることができます。
お子さんの健やかな発達のため、「新生児・小児聴覚検査情報データベースシステム」への情報登録について、ご理解とご協力をお願いします。
なお、システムは県、在住市町、検査を行った医療機関などの限られた範囲の関係者のみが使用することとし、指定した端末(パソコンなど)以外は接続できない仕様となっているため、不特定の第三者のほか、業務に関係のない職員などへ登録情報が漏れることはありません。
※ システムにおける情報の取扱いについては、以下をご参照ください。
三重県新生児・小児聴覚検査情報データベースシステムにおける情報の取扱いについて
(別紙1)登録情報一覧
(別紙2)関係機関一覧
「三重県における新生児聴覚スクリーニングの手引き」
全文(冊子)
※各様式について、下記からダウンロードしてご利用ください。
P26(保護者の方へ 赤ちゃんのきこえの検査(新生児聴覚スクリーニング)のお知らせ)
P27(新生児聴覚スクリーニング 申込書兼同意書)
P28(新生児聴覚スクリーニング 申込書兼同意書 別紙)
P29(新生児聴覚スクリーニング 結果のお知らせ(パス))
P30(新生児聴覚スクリーニング 結果のお知らせ(リファー))
P31~P32(三重県新生児・小児聴覚検査情報データベースシステムについて(概要版))
P33(精密検査依頼票)
P34(新生児聴覚スクリーニング要再検者連絡票)
P35~P36(きこえのチェックリスト)
P37(保健指導結果報告書)