身体拘束ゼロを目指して ~ご利用者・ご家族向け啓発資料~
平成19年3月19日HPに掲載
平成12年に介護保険制度がスタートしたときから、介護保険施設などにおいて、高齢者をベッドや車いすに縛り付けたり、介護衣を着せたりするなど、身体の自由を奪う身体拘束は、利用者の「生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き」原則禁止されています。
また、平成18年4月1日に施行された「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(高齢者虐待防止法)では、身体拘束は、原則としてすべて高齢者虐待に該当する行為として位置づけられています。
この度、三重県では、介護老人福祉施設など介護保険サービスをご利用のみなさまや、そのご家族のみなさまを対象に、啓発チラシ「ご利用者のみなさま、ご家族のみなさまへ - 身体拘束ゼロを目指して -」を作成しました。
啓発チラシは2種類です。1つは、三重県からの啓発内容に加えて、各介護保険事業所において「うちの事業所では身体拘束を行わないより良いケアの実現に努力する」旨の宣言を各事業所管理者に署名いただくもの(WORD版)、もう1つは、三重県からの啓発内容だけで構成するもの(PDF版)です。
各介護保険事業所において受付窓口に設置いただきご活用くださるようお願いするとともに、介護保険サービスをご利用のみなさまやご家族のみなさまに、身体拘束ゼロを目指す取組の趣旨についてご理解とご協力をいただけますようお願いします。
- 啓発チラシ【事業所管理者の署名入り】(ワード(2408KB))
- 啓発チラシ【事業所管理者の署名なし】(PDF(115KB))