「膝づめミーティング」(松阪地方県民局管内)の概要
1.開催日時
平成15年6月2日(月)
15:00~17:30
2.開催場所
松阪商工会議所大ホール
3.出席者
松阪地方県民局管内8市町村長
松阪地方県民局での「膝づめミーティング」
4.知事挨拶
県政の当面の課題、取り組む姿勢、開催趣旨、行政経営品質向上、地方分権推進方針等について
5.意見交換概要
各市町村長からの意見
知事コメント
- 道路については10か年戦略を見直す。合併の対応や地域の事情なども含め検討し、9月に公表する。明和中央線など個別問題は別途検討。
- 松阪以南の可能性を活かすことについては、「しあわせプラン」のなかで具体的に検討する。
- 太陽光発電は今後検討。
- 合併については、市町村自らが判断するもの。県から押し付けはしないが、避けて通れない問題と認識。国の三位一体の問題もあるが、県は県として「地方分権推進方針」の3つの戦略に従って取組みを進めていく。市町村と「あたかかミーティング」を開催し、これを踏まえ、秋に市町村長から意見を聞きたい。
また、年度内に県と市町村の新しい関係を検討する協議会を立ち上げたい。(助役等に入ってもらい、意見をいただく。)
平成17年度の合併後できるものは取り入れ、平成18年から本格的に実施。 - 合併に伴い県そのもののあり方も議論が必要(県民局、生活創造圏など)。平成15、16年度に議論。
追加意見及び知事コメント
知事コメントは下記のとおり。
(1)LCAによるまちづくりについては、プロジェクトCで取り組んでいる。多気町に県職員を派遣し共同で取り組んでいる。単に雇用の場の確保、産業振興ということだけでなく、まちづくりという趣旨が活かされるよう取り組む。
(2)不法投棄対策は6月補正で取り組む。警察の取組支援システムを考えている(監視カメラや車両の配備)。投棄者が特定できる場合、できない場合などケースバイケースの問題があるが、特定できない場合も、一歩踏み出して検討する。
(3)震災・津波対策については、3月に「三重地震対策アクションプログラム」を策定したので、市町村と連携を図り、「減災」という基本に立って、このプログラムを着実に進めていく。
(4)食の安全については「Eマーク」という全国共通の制度もあるので、県でも検討したい。
(5)教師の地域活動については教育員会で検討。市町村との意見交換も考えている。
(6)県職員と市町村とがまつりなどで交流することについては、そうあるべきと考えるし、行政経営品質の取組のなかでも対応。
(7)県組織が分かりくいという話はよく聞くが、だからといって以前に戻すというものではない。県政の進め方に密接に関わっていくものなので、トータルマネジメントシステムのなかで検討する。
(8)CO2の排出権取引については担当に伝える。県民局を通じて連絡する。