保護すべき淡水魚の分布
三重県の川は,伊勢湾・熊野灘・大阪湾に注ぐことから大きく3つに分類されます。
このことは,多様な河川環境に恵まれていることを示し,これらの水域を象徴する淡水魚も生息することから,『三重県は川の国であり,淡水魚の宝庫』ともいえます。
このことは,多様な河川環境に恵まれていることを示し,これらの水域を象徴する淡水魚も生息することから,『三重県は川の国であり,淡水魚の宝庫』ともいえます。
淡水魚をとりまく環境
- 在来淡水魚の多様性が損なわれています 。 その理由は,河川開発や大量出水、 外来魚の移入などです。
- 淡水魚の分布には、地史や種分化が強く反映され,地域の歴史の証人といえます。
内容
- 平成15年(2003年)度以降の調査において,研究員が採集・確認したものです 。
- 平成15年(2003年)度~平成19年(2007年)の調査は,小河川(原則として「河川の国勢調査」などであまり調査されない川)を対象とし,計21水系49河川の134ヶ所(四日市市南部から伊勢市北部(6市3町))にて行なっています。
情報とその見かた
- 野生生物保護の観点から,区画での情報公開にとどめました。
- 一部の種は,保護上の配慮から非公表とします。
- 区画は「標準地域メッシュ・システム」の「第2次地域区画」で,1辺は約10kmです。
- カテゴリーは三重県レッドデータブック2005に準じています。
- その種が生息する区画は,「朱色」で示してあります。数字はメッシュコードです。
- 種の順序は,県RDB2005に準じています(希少ランクほど上に提示)。
*地図作成には,フリーソフト「KenMap Ver8.32」を使用しました。