(2)家からほ場までの安全確保
- 乗用茶園管理機は公道での走行は許可されていませんので、車庫からほ場、ほ場からほ場への移動はトラックなどで行います。
- 運搬の主な方法は以下の通りです。
車両運搬専用車
車両運搬専用車への乗用摘採機の運搬車両への積み込み |
歩み板を使用したトラック
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歩み板を使用したトラックへの乗用摘採機の運搬車両への積み込み |
レール式の場合
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積載用レールによるレール式摘採機の運搬車両への積み込み |
- 乗用茶園管理機の積みおろしは平らな安定したところで行いましょう。
- 歩み板にはすべり止めをつけましょう。雨の日やクローラに泥が付着している場合は特に危険ですから注意してください。
- 長さは荷台の高さの4倍以上、幅はクローラの幅より10センチメートル以上広いもので、丈夫なものを使用しましょう。
- 積載時は、低速で前進し、途中での向きの修正をしないよう、まっすぐに歩み板に乗ります。
- 乗用茶園管理機は車体中央より前側に機械の重心があります。トラックに積載する場合は前進で乗せ、おろす場合は後進でおろしましょう。
- 積載中の道路走行時は、積載高がかなりになりますので、橋げたや電線に注意しましょう。
- 移動の際には、乗用茶園管理機をワイヤー等でしっかりと固定し、車止めをかけてください。
- 道路に駐車しておくことは避けましょう。特に台車を使用される方は注意してください。
- 薄暮れ時から夜にかけての移動では反射資材を活用し、存在をアピールしましょう。
- 雨、台風の後等は路肩の強度を確認しましょう。