エコドライブの推進(県民)
パンフレット(PDF:3556KB)
エコドライブとは
エコドライブとは、一言で言うと「環境に配慮した自動車の使用」のことです。
具体的には、やさしい発進を心がけたり、無駄なアイドリングを止める等をして燃料の節約に努め、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO
エコドライブの3つのいいこと
環境改善
省エネができ、同じ距離を走っても二酸化炭素の排出削減になります。
また、NOxなどの大気汚染物質の排出が少なくなり、きれいな空気を保つのに貢献します。
経費削減
ちょっと気をつけて運転をするだけで、燃料代を節約できます。
事故防止
余裕をもって運転することで、事故防止につながります。
あなたの車の燃費をご存知ですか?
環境改善:CO2やNOx・PMの削減効果の大きいエコドライブ
走行距離と給油量で燃費を計算できます。
1.燃料を満タンにして、トリップメーターをリセットしてください。
2.いつもどおりに運転して、燃料がなくなりかけたら、給油してください。
3.そのときの走行距離(km)を給油した燃料の量(リットル)で割ってください。
走行距離÷給油した燃料の量=車の燃費(1)(km/リットル)
エコドライブの効果を計算してみましょう!
たとえば、あなたが1年間に10,000km運転する場合
燃費への効果は?
エコドライブをすると、燃費が約1割改善します。ガソリンが140円/リットルの場合、
エコドライブで年間、
140,000
CO2削減の効果は?
エコドライブで年間、
2,300
(※1)140,000=0.1(改善効果)×140(円/)×10,000(km)
(※2)2,300=0.1(改善効果)×2.3(排出係数)×10,000(km)
エコドライブ10のすすめ
※出典:エコドライブ普及連絡会「エコドライブ10のすすめ」より
走りながら6つのエコドライブ
1.ふんわりアクセル『eスタート』
やさしい発進を心がけましょう。
普通の発進より少し緩やかに発進するだけで11%程度燃費が改善します。
2.加減速の少ない運転
車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。
速度にムラのある走行は、加減速の機会も多くなり、市街地では2%程度燃費が悪化します。
3.早めのアクセルオフ
エンジンブレーキを積極的に使いましょう。
エンジンブレーキを使うと、燃料カットされるので、2%程度燃費が向上します。
4.エアコンの使用を控えめに
車内を冷やし過ぎないようにしましょう。
外気温25℃の時に、エアコンを使用すると12%程度燃費が悪化します。
5.アイドリングストップ
無用なアイドリングをやめましょう。
エンジン音も無くなり静かになります。10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料を浪費します。駐車時のアイドリングストップを行うことが、県条例でも定められています。
6.暖機運転は適切に
エンジンをかけたらすぐ出発しましょう。
現在市販のガソリン乗用車は暖機不要です。5分間の暖機で、160cc程度の燃料を浪費します。トラックの場合は、水温計の針が少しでも動いたら暖機運転は完了です。
走る前にも4つのエコドライブ
7.道路交通情報の活用
出かける前に計画・準備をして、渋滞や道路障害等の情報を
チェックしましょう。
道路交通情報をチェックして渋滞を避けることで、燃料と時間の節約につながります。
8.タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧を適正に保つなど、確実な点検・整備をしましょう。
タイヤの空気圧が適正値より不足していると、燃費が悪化します。
9.不要な荷物は積まずに走行
不要な荷物を積まないようにしましょう。
100kgの不要な荷物を載せて走行すると、3%程度燃費が悪化します。
10.駐車場所には注意
渋滞などをまねくことから、違法駐車はやめましょう。
交通の妨げになる場所での駐車は、交通渋滞をもたらします。