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平成13年03月01日

平成11年度一般廃棄物処理事業のまとめ

I.総括事項 II.ごみ処理 III.し尿処理
1 県内の状況 1 ごみ処理 1 し尿処理
2 一般廃棄物処理事業経費 2 ごみ処理の状況 2 し尿処理の状況
3 廃棄物処理施設 3 ごみ処理のフロー図 3 し尿処理のフロー図
4 一般廃棄物処理事業従事職員（自治体） 4 ごみ処理形態の推移 4 し尿処理の内訳
5 一般廃棄物処理業者関係 5 1人1日当たりのごみ排出量 5 水洗化率
6 収集運搬機材     6 し尿処理形態の推移
7 収集形態     7 1人1日当たりのし尿・浄化槽汚泥排出量
8 処理形態     8 1人1日当たりのし尿排出量
        9 1人1日当たりの浄化槽汚泥排出量

 

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廃棄物処理事業経費等

  1. 総括事項(PDF:289KB)
  2. 歳入(PDF:566KB) 
  3. 歳出(PDF:987KB)

ごみ処理編

  1. 計画処理区域の状況(PDF:161KB)
  2. ごみ処理の概要(PDF:1,515KB)
  3. ごみの手数料の状況(PDF:442KB)
  4. ごみ搬入量(PDF:534KB)
  5. ごみ処理の状況(PDF:1,204KB)
  6. ごみ収集運搬機材(PDF:283KB)
  7. 1人1日当たりのごみ排出量(PDF:88KB)

し尿処理編

  1. 計画処理区域の状況(PDF:57KB)
  2. し尿処理の概要(PDF:183KB)
  3. 収集形態別収集量(PDF:337KB)
  4. し尿処理の内訳(PDF:347KB)
  5. 残渣処分の内訳(PDF:115KB)
  6. し尿収集運搬機材(PDF:764KB)

その他

  1. 廃棄物処理事業従事職員(PDF:445KB)
  2. 許可・委託件数(PDF:282KB)
  3. 一般廃棄物処理業者等関係(PDF:112KB)

一般廃棄物処理施設一覧表

  1. 焼却施設(PDF:224KB)
  2. 高速堆肥化施設(PDF:20KB)
  3. ごみ燃料化施設(PDF:30KB)
  4. 粗大ごみ処理施設(PDF:69KB)
  5. 資源化等を行う施設(PDF:92KB)
  6. 保管施設(PDF:74KB)
  7. 最終処分場(PDF:216KB)
  8. し尿処理施設(PDF:99KB)
  9. コミュニティ・プラント(PDF:32KB)
  10. その他の施設(PDF:26KB)
  11. 施設稼働状況等(PDF:157KB)

一般廃棄物関係窓口一覧表(PDF:249KB)

I 総括事項

1 県内の状況

県下の市町村数は13市47町9村、一部事務組合は20事務組合であります。
平成11年10月1日現在の行政区域内人口は、1,863,903人、世帯数635,170世帯であり、前年度より人口は2,218人の増加、世帯数で8,167世帯の増加となっています。
なお、県下全域が「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第6条に基づく計画処理区域となっています。

区分 県計 市計 町村計
面積（m2） 5,773.6 2,004.99 3,768.67
世帯数（世帯） 635,170 444,954 190,216
人口（人） 1,863,903 1,270,308 593,595

2 一般廃棄物処理事業経費

（1） 決算額

県内市町村の一般会計決算額は、約6,922億円であり、このうち、廃棄物処理事業経費決算額は約343億円で、一般会計決算額の5.0％を占めています。
これを平成10年度と比較すると、一般会計決算額では約123億円（1.8％）、また、廃棄物処理事業経費決算額では約2.3億円（0.7％）の増加となっており、今後も、ダイオキシン対策等により、これらの割合が増加するものと考えられます。

区分 一般会計
決算額
(A)		 廃棄物処理
事業費決算額
(B)		 事業費
比率
(B/A)
市計 431,297,612千円 25,045,244千円 5.8%
町村計 260,914,537千円 9,249,316千円 3.5%
県計 692,212,149千円 34,294,560千円 5.0%

(2) 歳入および歳出

廃棄物処理事業経費歳入の内訳は、一般財源が26,478,688千円（68.7％） 、特定財源が12,082,359千円（31.3％）、合計が38,561,047千円で平成10年度より4.6％の増加となっています。
なお、割合としては、ごみが大部分を占め、全体歳入額の83.9％を占めています。また、ごみの国庫支出金と地方債でごみの特定財源の約79.0％を占め、これらの大部分は、各市町村において施設の新設または更新の事業に伴うものであると考えられます。
一方、廃棄物処理事業経費歳出の内訳は、建設改良費が12,103,852千円（31.7％）、処理及び維持管理費が24,075,055千円（63.1％） となっています。
建設改良費は、平成10年度に比して4.0％増加しており、うち、ごみ処理施設の建設に係る経費は11,639,471千円、し尿処理施設の建設に係る経費は464,381千円となっています。また、処理及び維持管理費は、平成10年度より0.2％減少となっており、うち、ごみ処理施設の建設に係る経費は18,722,846千円、し尿処理施設の建設に係る経費は5,352,209千円となっています。

【歳入内訳】

区分 ごみ し尿 計
特
定
財
源		 国庫補助金 2,453,744千円 33,024千円 2,486,768千円
都道府県支出金 276,258千円 68,213千円 344,471千円
地方税 6,302,100千円 201,600千円 6,503,700千円
使用料及び手数料 1,664,761千円 644,677千円 2,309,438千円
その他 382,264千円 55,718千円 437,982千円
小計 11,079,127千円 1,003,232千円 12,082,359千円
一般財源 21,261,928千円 5,216,760千円 26,478,688千円
合計 32,341,055千円 6,219,992千円 38,561,047千円

注：二重計上を避けるため、一部事務組合が市町村から受け入れる市町村分担金は集計に含めていない。

【歳出内訳】

区分 ごみ し尿 計
建設
・
改良費		 工
事
費		 中間処理施設 11,160,608千円 445,492千円 11,606,100千円
最終処分場 174,382千円 0千円 174,382千円
その他 252,696千円 5,491千円 258,187千円
調査費 51,785千円 13,398千円 65,183千円
小計 11,639,471千円 464,381千円 12,103,852千円
処理
及び
維持
管理費		 人件費 8,251,089千円 1,259,969千円 9,511,058千円
処
理
費		 収集運搬費 524,631千円 69,198千円 593,829千円
中間処理費 3,729,178千円 1,474,218千円 5,203,396千円
最終処分費 520,405千円 47,569千円 576,974千円
車輌等購入費 262,751千円 4,262千円 267,013千円
委託費 5,149,631千円 2,363,741千円 7,513,372千円
その他 285,161千円 133,252千円 418,413千円
小計 18,722,846千円 5,352,209千円 24,075,055千円
その他 1,815,516千円 149,556千円 1,965,072千円
合計 32,177,833千円 5,966,146千円 38,143,979千円

注：二重計上を避けるため、一部事務組合が市町村から受け入れる市町村分担金は集計に含めていない。

3 廃棄物処理施設

（1） ごみ処理施設

ごみ処理施設の整備状況は、8市14町1村10事務組合に39施設設置され、処理能力は2,616.1t／日であります。

施設種別 焼却処理施設 高速堆肥化
施設		 ごみ燃料化
施設		 合計
全連続 准連続 バッチ
施設数 7 3 26 1 1 39
処理能力
（t／日）		 1,650 400 546 0.1 20 2,616.1

※1：流動床は、1基設置(100t／日)されており、准連続燃焼式に含まれている

※2：平成11年度末現在において休止、廃止の施設を除く

（2） 粗大ごみ処理施設

粗大ごみ処理施設の整備状況は、5市4町5事務組合に14施設設置され、処理能力は479ｔ／日であります。

施設種別 破砕施設 圧縮施設 併用施設 計
施設数 6 2 6 14
処理能力
（t／日）		 265 45 169 479

※1：平成11年度末現在において休止、廃止の施設を除く

（3） 資源化等を行う施設

資源化施設の整備状況は、2市9町1村7事務組合に31施設設置され、処理能力は290.12ｔ／日であります。

施設種別 選別施設 固形化施設 圧縮梱包 その他 計
施設数 14 0 13 4 31
処理能力
（t／日）		 218.4 0 61.28 10.44 290.12

※1：平成11年度末現在において休止、廃止の施設を除く

（4） 埋立処分地施設

埋立処分地施設は、10市25町1村4事務組合に43施設設置されており、年間埋立量は247,561m3であり、全体容量7,820,149m3であり、残余容量2,903,643m3となっていますが、年間埋立量から勘定すると約12年弱分の埋立容量となっています。

施設種別 山間 平地 計
施設数 33 10 43
全体容量（m3） 6,873,325 946,824 7,820,149
年間埋立量（m3） 236,619 10,942 247,561
残余容量（m3） 2,789,274 114,369 2,903,643

※1：平成11年度末現在において休止、廃止の施設を除く

（5） し尿処理施設

し尿処理施設は、4市3町9事務組合に18施設設置されており、処理能力は1,788kl／日であります。
なお、平成11年度末においてし尿（浄化槽汚泥も含む）の海洋投入処分を実施（一部を含む）した市町村数は7市22町村あります。

施設種別 嫌気性 好気性 標準
脱窒素		 高負荷
脱窒素		 膜分離 計
施設数 0 5 6 4 3 18
処理能力
（kl／日）		 0 113 690 797 188 1,788

※1：平成11年度末現在において休止、廃止の施設を除く

4 一般廃棄物処理事業従事職員（自治体）

平成11年度末における一般廃棄物処理事業従事職員は、ごみ処理で1,280人、し尿処理で208人が従事しており、ごみ処理従事者が86.0％を占めており、うち、収集運搬職員が43.5％を占めています。

（単位：人）

  一般職 技能職 合計
事務系 技術系 収集運搬 中間処理 最終処分 その他
ごみ処理 220 77 647 232 69 35 1,280
し尿処理 75 30 43 51 1 8 208

5 一般廃棄物処理業者関係

一般廃棄物処理の許可・委託件数は、ごみ処理の委託業として178件、許可業として602件あり、うち、収集運搬に伴う件数が91.0％を占めています。
し尿処理の許可・委託件数として30件、許可業として129件あり、ごみ処理と同様、収集運搬が大部分で88.7％を占めています。浄化槽清掃業は、207件となっています。
また、業者数としては、合計418業者、2,843人の従業員が従事しています。

（単位：件）

  収集運搬 中間処理 最終処分 浄化槽
清掃業
委託業 許可業 委託業 許可業 委託業 許可業
ごみ処理 117 593 26 6 35 3 -
し尿処理 12 129 1 0 17 0 -
浄化槽 - - - - - - 207
  ごみ専業 し尿専業 兼業 合計
業者数（件） 316 61 41 418
  ごみ専業 し尿専業 浄化槽関係 合計
従業員数（人） 1,934 506 403 2,843

6 収集運搬機材

市町村・一部事務組合、委託業者及び許可業者の所有するごみの収集運搬機材の合計台数は、2,386台、積載量は5,952tであります。
また。し尿の収集運搬機材の合計台数は、857台、積載量は50,463klであります。

  ごみ収集運搬機材（積載量：t）
直営分 委託業者分 許可業者分
収集車 運搬車 運搬船 収集車 運搬車 運搬船 収集車 運搬車 運搬船
台数 366 73 0 241 40 11 1,590 65 0
積載量 885 169 0 563 205 100 3,837 193 0
  し尿収集運搬機材（積載量：kl）
直営分 委託業者分 許可業者分
収集車 運搬車 運搬船 収集車 運搬車 運搬船 収集車 運搬車 運搬船
台数 14 11 0 114 18 51 607 37 8
積載量 27 77 0 426 204 39,987 1,937 361 7,444

※ 運搬船には海洋投入船を含む。

7 収集形態

ごみの収集合計量は667,991t／年（平成10年度比：0.8％減少）、し尿（浄化槽汚泥を含む。）の収集量は770,634kl／年（平成10年度比：1.7％減少）であります。
ごみの収集形態量は、平成10年度に比べ、直営で7,208t／年（2.0％）減少し、委託で4,608t／年（2.9％）増加、許可業者で2,834t／年（1.7％）減少となっております。
し尿の収集形態量は、平成10年度に比べると、直営で377kl（2.0％）減少し、委託で3,962kl（5.7％）の増加、許可業者で16,972kl（2.4％）の減少となっております。

区分 収集量 比率
ごみ 市町村・組合
によるもの		 直営 342,980t／年 51.3％
委託 162,608t／年 24.3％
小計 505,588t／年 75.6％
許可業者によるもの 162,403t／年 24.6％
計 667,991t／年 100.0％
し尿 市町村・組合
によるもの		 直営 18,211kl／年 2.4％
委託 73,503kl／年 9.5％
小計 91,714kl／年 11.9％
許可業者によるもの 678,920kl／年 88.1％
計 770,634kl／年 100.0％

ごみ収集形態、し尿収集形態のグラフ

8 処理形態

平成11年度末におけるごみの排出量は、822,460t／年（平成10年度比：1.6％減少）、し尿（浄化槽汚泥を含む。）の処理量は770,634kl／年（平成10年度比：2.4％減少）であります。
ごみの形態別処理量として、焼却処理量は545,390t／年（平成10年度比：2.2％減少）、直接埋立量は153,630t／年（平成10年度比：4.2％減少）、その他粗大ごみ処理施設等での処理量は、123,440t／年（平成10年度比：5.3％増加）であり、焼却処理量および直接処理量は減少しているものの、その他施設での処理量が増加しています。
これらは、資源ごみとして分別収集され、直接資源化された量も含んでいますが、資源ごみの増加によるものと考えられます。また、自家処理量は1,309t／年（平成10年度比：67.6％増加）であり大幅に増加しています。
し尿の形態別処理量として、し尿処理施設での処理量は550,833kl／年（平成10年度比：2.7％増加）、下水道投入量15,137kl／年（平成10年度比：9.1％減少）、海洋投入量は204,664kl／年（平成10年度比：11.4％減少）であり、し尿処理量が増加し、下水道投入量、海洋投入が減少しています。
なお、今後、下水道事業が整備されることにより、し尿処理施設処理量、海洋投入量は減少する傾向にあると考えられます。

区分 収集量 比率
ごみ 処理施設
による
処理量		 焼却 545,390t／年 66.2％
粗大等 56,977t／年 6.9％
堆肥化 55t／年 0.0％
燃料化 3,823t／年 0.5％
直接資源 57,935t／年 7.0％
埋立 153,630t／年 18.6％
その他 4,650t／年 0.6％
小計 822,460t／年 99.8％
自家処理 1,309t／年 0.2％
計 823,769t／年 100.0％
し尿 収集量 し尿処理 550,833t／年 71.2％
下水投入 15,137t／年 2.0％
海洋投入 204,664t／年 26.4％
小計 770,634t／年 99.6％
自家処理 3,387t／年 0.4％
計 774,021t／年 100.0％

II ごみ処理

1 ごみ処理

ごみ処理の計画処理区域は県下全域となっており、計画収集区域内人口のうち計画収集人口は1,863,893人、自家処理人口は10人となっています。
ごみ総排出量は、823,769t／年で前年度比1.4％減少しています。このうち処理施設で822,460t／年（99.8％）処理されており、残り1,309t／年（0.2％）が農地還元等、自家処理されています。
処理施設で処理されるもののうち、焼却施設、粗大ごみ処理施設、高速堆肥化施設、ごみ燃料化施設等で処理されたり、再資源化される量は668,830t／年で全体の81.2％を占めています。
一方、直接埋立量は153,630t／年で前年度比4.2％減少しており、昨年度は増加したものの、今年度は再び減少しました。
また、リサイクル率は昨年度より向上しており、13.6％になっています。
ごみの排出量の推移をみると、総排出量及び一人一日当たりの排出量とも大きな減少傾向にないため、今後もごみの再資源化と併せ、住民と一体となった減量化に向けた取り組みを推進していく必要があると考えられます。
更に、市町村別に一人一日当たりのごみの排出量を比べると、551gから2,085gまで本年度も大きな格差が生じており、また、地域的な格差も生じています。さらに、ごみの発生量の推移も同様の傾向にあることから、管内の状況を充分把握し、将来にわたり安定した適正な処理が確保されるよう一般廃棄物処理計画の策定等について一層努めていくことが必要であります。
また、ごみ処理全体の維持管理費等の経費は、18,722,846千円であり、1t当たりの処理に要する経費は22,764円となり、平成10年度とほぼ同程度の額となっています。

2 ごみ処理の状況

計画
収集
人口等		 計画収集区域内面積 5,773.66km2
計画収集区域内人口 1,863,903人
計画収集人口 1,863,893人
自家処理人口 10人
収集
形態別
内訳		 収集ごみ 市町村・組合に
よるもの		 直営 342,980t／年
委託 162,608t／年
小計 505,588t／年
許可業者によるもの 162,403t／年
計 667,991t／年
直接搬入ごみ 154,469t／年
計 822,460t／年
処理
内訳		 処理
形態別
内訳		 焼却 545,390t／年
粗大等 56,977t／年
堆肥化 55t／年
燃料化 3,823t／年
直接資源 57,935t／年
埋立 153,630t／年
その他 4,650t／年
小計 822,460t／年
自家処理量 1,309t／年
総排出量 823,769t／年

3 ごみ処理のフロー図

ごみ処理のフロー図

・計画収集区域率 B／A＝100％
・計画収集率 D／A＝99.999％
・収集計画量 [1]＋[2]＝667,991t／年
・計画処理量 [1]＋[2]＋[3]＝822,460t／年
・総排出量 [1]＋[2]＋[3]＋[4]＝823,769t／年
・1日1人当たりのごみ排出量 （[1]＋[2]＋[3]＋[4]）×10^6／（B×365）＝1,211g／人・日
・日常生活に伴って生じる
１日1人当たりのごみ排出量		 （[1]＋[2]＋[4]）×10^6／（B×365）＝984g／人・日
・リサイクル率 [14]／（[1]＋[2]＋[3]＋[13]）×100＝13.6％
・減量処理率 （[1]＋[2]＋[3]－[11]）／（[1]＋[2]＋[3]）×100＝69.0％

4 ごみ処理形態の推移

項目／年度 単位 平成
11年度		 平成
10年度		 平成
9年度		 平成
8年度		 平成
7年度
総人口 人 1,863,903 1,861,685 1,856,443 1,849,462 1,841,507
計画処理
区域内人口		 人 1,863,903 1,861,685 1,856,443 1,849,462 1,841,507
計画収集量 t／年 667,991 673,425 647,863 635,254 606,874
直接搬入量 t／年 154,469 161,645 151,813 154,426 193,645
自家処理量 t／年 1,309 781 5,362 4,955 4,197
ごみ総排出量 t／年 823,769 835,851 805,038 794,635 804,716
一人あたり
ごみ排出量		 g/日・人 1,211 1,230 1,188 1,177 1,194
焼却 t／年 545,390 557,407 540,906 534,202 514,616
埋立 t／年 153,630 160,430 154,751 163,131 191,660
高速堆肥化 t／年 55 2,284 2,128 2,079 2,118
その他 t／年 123,385 114,949 101,891 90,268 92,125
計 t／年 822,460 835,070 799,676 789,680 800,519
資源化量 t／年 87,441 79,399 62,745 53,026 52,074
人の生活に伴って生じる
ごみの総排出量		 t／年 669,300 674,206 653,225 640,209 611,071
日常生活に伴って生じる
1日当たりの排出量		 g/日・人 984 992 964 948 907
項目／年度 単位 平成
6年度		 平成
5年度		 平成
4年度		 平成
3年度		 平成
2年度
総人口 人 1,835,043 1,825,538 1,817,355 1,805,686 1,792,542
計画処理
区域内人口		 人 1,835,043 1,825,538 1,817,355 1,805,686 1,792,542
計画収集量 t／年 611,197 585,328 569,695 574,647 596,053
直接搬入量 t／年 185,830 214,310 225,993 231,611 197,462
自家処理量 t／年 3,497 3,157 3,416 1,473 3,568
ごみ総排出量 t／年 800,524 802,795 816,141 807,731 797,083
一人あたり
ごみ排出量		 g/日・人 1,195 1,205 1,227 1,226 1,218
焼却 t／年 508,250 493,268 491,823 490,997 477,330
埋立 t／年 196,760 223,171 238,203 241,825 268,830
高速堆肥化 t／年 566 588 441 277 2,372
その他 t／年 91,451 82,611 82,258 73,159 44,893
計 t／年 797,027 799,638 812,725 806,258 793,515
資源化量 t／年 52,870 45,249 40,412 34,341 31,031
人の生活に伴って生じる
ごみの総排出量		 t／年 598,782 588,483 573,111 576,120 599,621
日常生活に伴って生じる
1日当たりの排出量		 g/日・人 899 883 863 874 916

ごみ処理形態の推移のグラフ

一人当たりごみ排出量のグラフ

5 1人1日あたりのごみ排出量

市町村名 平成11年度
実績		 平成10年度
実績		 市町村名 平成11年度
実績		 平成10年度
実績
津市 2,085 1,881 三雲町 1,051 667
四日市市 1,138 1,440 飯南町 848 671
伊勢市 1,253 1,229 飯高町 837 691
松阪市 1,278 1,195 多気町 792 802
桑名市 1,221 1,166 明和町 831 762
上野市 1,387 1,711 大台町 823 775
鈴鹿市 987 973 勢和村 779 571
名張市 1,269 1,364 宮川村 855 662
尾鷲市 1,200 1,187 玉城町 1,009 1,053
亀山市 1,024 1,092 二見町 1,004 1,007
鳥羽市 1,827 1,799 小俣町 1,135 1,078
熊野市 1,457 1,485 南勢町 1,294 1,278
久居市 1,531 1,370 南島町 1,330 1,405
多度町 573 622 大宮町 854 805
長島町 551 614 紀勢町 981 986
木曽岬町 778 812 御薗村 1,187 1,032
北勢町 819 729 大内山村 969 962
員弁町 622 600 度会町 803 722
大安町 736 690 伊賀町 883 823
東員町 676 740 島ヶ原村 1,291 1,269
藤原町 709 688 阿山町 817 574
菰野町 922 916 大山田村 879 775
楠町 1,158 1,147 青山町 569 638
朝日町 699 618 浜島町 1,416 1,651
川越町 816 694 大王町 1,432 1,403
関町 1,388 1,718 志摩町 963 1,197
河芸町 1,401 1,080 阿児町 1,228 1,308
芸濃町 767 813 磯部町 1,622 1,265
美里村 984 871 紀伊長島町 2,067 1,737
安濃町 1,152 979 海山町 1,561 2,066
香良洲町 1,351 1,142 御浜町 928 936
一志町 1,024 899 紀宝町 784 807
白山町 833 733 紀和町 643 674
嬉野町 961 831 鵜殿村 899 908
美杉村 961 777 県計 1,211 1,230

【1人1日当たりのごみ排出量】

一人一日当たりのごみ排出量県内市町村別のグラフ

III し尿処理

1 し尿処理

し尿処理の計画処理区域は県下全域になっており、計画処理区域内人口は1,863,903人であり、そのうち水洗化人口は、1,334,534人（71.6％） 、非水洗化人口は529,369人（28.4％）であります。
水洗化人口の内訳は、下水道人口308,817人（23.1％）、浄化槽人口1,021,870人（76.6％）、コミュニティ・プラント人口3,847人（0.3％）となっています。また、非水洗化人口のうち計画収集人口は523,407人、自家処理人口は5,962人となっています。
平成10年度と比べると、水洗化人口では下水道人口が37,821人（14.0％）、コミュニティ・プラント人口が593人（18.2％）増加、浄化槽人口が1,628人(0.2％) 減少しており、総計では、36,786人（2.8％）の増加となっています。
なお、非水洗化での計画収集人口は、30,998人（5.6％）減少し、自家処理人口も3,570人（37.5％）減少しています。
し尿の計画収集量は、し尿が358,496kl、浄化槽汚泥が412,138klで収集総量は770,634kl（99.6％）であります。また、自家処理量は、3,387kl（0.4％）であります。
平成10年度と比べると、計画収集総量は13,387kl（1.7％）、自家処理量は2,173kl（39.1％）減少しています。
計画収集されるし尿のうち、一部の市町村においてはし尿処理施設の老朽化及び能力不足のためその全量又は一部を海洋投入処分に依存しているところもあり、今後、下水道の進捗状況と併せて、し尿処理施設の整備を一層推進することにより、海洋投入量を削減していく必要があります。また、合併処理浄化槽の普及に伴い増加する浄化槽汚泥に対応できる施設の整備についても検討していく必要があると考えられます。
一方、自家処理量は、生活様式の変化に伴い年々減少の傾向にあり、その分、し尿処理施設への負荷が増大していくものと考えられます。
また、し尿処理全体の維持管理費等の経費は、5,352,209千円であり、1kl当たりの処理に要する経費は6,945円となり、平成10年度とほぼ同程度の額となっています。

2 し尿処理の状況

計
画
収
集
人
口
等		 計画収集区域内面積 5,773.66km2
計画収集区域内人口 1,863,903人
水洗化
人口		 公共下水道人口 308,817人
コミュニティプラント人口 3,847人
浄化槽人口 1,021,870人
内
訳		 単独浄化槽人口 627,739人
合併浄化槽人口 394,131人
水洗化人口計 1,334,534人
非水洗化
人口		 計画収集人口 523,407人
自家処理人口 5,962人
非水洗化人口計 529,369人
収
集
形
態		 市町村に
よるもの		 直営 18,211kl／年
委託 73,503kl／年
小計 91,714kl／年
許可業者によるもの 678,920kl／年
計 770,634kl／年
処
理
内
訳		 収集
し尿		 し尿処理施設 550,833kl／年
下水道投入 15,137kl／年
海洋投入 204,664kl／年
農地還元 0kl／年
その他 0kl／年
小計 770,634kl／年
自家処理量 3,387kl／年
総排出量 774,021kl／年

3 し尿処理のフロー図

し尿処理のフロー図

・計画処理率（[2]／[1]）＝100％（人口ベース）
・水洗化率 （[3]／[1]）＝71.6％
公共下水道水洗化率（[7]／[1]）＝16.6％
コミニティ・プラント水洗化率（[8]／[1]）＝0.2％
浄化槽水洗化率（[9]／[1]）＝54.8％
・非水洗化率（[4]／[1]）＝28.4％
総人口における計画収集率（[5]／[1]）＝28.1％
非水洗化人口における計画収集率（[5]／[4]）＝98.9％
総人口における自家処理率（[6]／[1]）＝0.3％
非水洗化人口における自家処理率（[6]／[4]）＝1.1％

4 し尿処理の内訳

処理内訳

（収集し尿処理内訳比率）

  
施設数と処理能力

 
     


し尿処理施設

550,833
kl／年

71.5％

 
 
施設種別 施設数 公称能力
（kl／日）
嫌気性処理方式 0 0
好気性処理方式 4 63
標準脱窒素方式 6 690
高負荷脱窒素方式 4 797
高負荷膜分離方式 3 188
計 17 1,738
下水道投入
15,137
kl／年
2.0％
海洋投入
204,664
kl／年
26.5％
   

・計画処理量（含む浄化槽汚泥）[12]＋[13]＋[14]＝770,634kl／年…………a
・総処理量（計画処理量＋自家処理）[12]＋[13]＋[14]＋[15]＝774,021kl／年……b
・し尿処理施設及び下水道投入による処理率
（[12]＋[13]）／a＝73.4％
・1人1日当たりのし尿計画処理量
（（a－[11]）×10^3）／（[5]×365）＝1.877／人・日
・1人1日当たりのし尿排出量
（（b－[11]－[15]）×10^3）／（[4]×365）＝1.855／人・日
・1人1日当たりの浄化槽汚泥計画処理量
（[11]×10^3）／（[9]×365）＝1.105／人・日
・1人1日当たりの浄化槽汚泥排出量
（（[11]＋[15]）×10^3）／（[9]×365）＝1.114／人・日
・1人1日当たりの総排出量
（b×10^3）／（[1]×365）＝1.138／人・日

5 水洗化率

水洗化率県内市町村別のグラフ

6 し尿処理形態の推移

項目／年度 単位 平成
11年度		 平成
10年度		 平成
9年度		 平成
8年度		 平成
7年度
計画処理
区域内人口		 人 1,863,903 1,861,685 1,856,443 1,849,462 1,841,507
水洗化人口 人 1,334,534 1,297,748 1,241,373 1,173,750 1,122,128
内
訳		 公共下水道 人 308,817 270,996 235,939 196,002 158,879
コミュニティ
・プラント		 人 3,847 3,254 3,082 2,563 2,525
浄化槽 人 1,021,870 1,023,498 1,002,352 975,185 960,724
非水洗化人口 人 529,369 563,937 615,070 675,712 719,379
し尿処理施設 kl／年 550,833 536,337 546,505 543,870 537,962
下水道投入 kl／年 15,137 16,660 15,534 15,254 19,445
海洋投入 kl／年 204,664 231,024 233,095 230,195 228,493
その他 kl／年 0 0 0 0 0
計(a) kl／年 770,634 784,021 795,134 789,319 785,900
自家処理量(b) kl／年 3,387 5,560 6,619 7,500 15,180
計画処理区域内の
総処理量(a)+(b)		 kl／年 774,021 789,581 801,753 796,819 801,080
項目／年度 単位 平成
6年度		 平成
5年度		 平成
4年度		 平成
3年度		 平成
2年度
計画処理
区域内人口		 人 1,835,043 1,825,538 1,817,355 1,805,686 1,792,542
水洗化人口 人 1,064,151 1,013,685 952,495 916,539 835,827
内
訳		 公共下水道 人 147,033 134,625 121,307 117,166 125,131
コミュニティ
・プラント		 人 2,666 2,510 2,450 2,542 2,569
浄化槽 人 914,452 876,550 828,738 796,831 710,696
非水洗化人口 人 770,892 811,854 864,860 889,147 956,715
し尿処理施設 kl／年 538,545 532,587 512,197 506,269 497,669
下水道投入 kl／年 17,029 16,580 20,236 19,893 13,182
海洋投入 kl／年 226,726 240,836 237,537 258,229 253,387
その他 kl／年 0 0 238 0 248
計(a) kl／年 782,300 790,003 779,208 784,391 764,486
自家処理量(b) kl／年 15,781 15,765 20,577 21,982 28,266
計画処理区域内の
総処理量(a)+(b)		 kl／年 798,081 805,768 799,785 806,373 792,752

し尿処理形態の推移のグラフ

7 1人1日あたりのし尿・浄化槽汚泥排出量

市町村名 し尿排出量
（l／人・日）		 汚泥排出量
（l／人・日）		 市町村名 し尿排出量
（l／人・日）		 汚泥排出量
（l／人・日）
津市 1.95 0.92 三雲町 1.73 0.78
四日市市 2.93 1.15 飯南町 1.63 0.99
伊勢市 1.31 1.63 飯高町 1.43 0.87
松阪市 1.34 1.06 多気町 1.72 1.13
桑名市 1.74 1.78 明和町 2.57 0.64
上野市 2.18 1.87 大台町 1.49 1.40
鈴鹿市 1.76 0.6 勢和村 1.19 1.82
名張市 2.68 0.6 宮川村 0.87 1.40
尾鷲市 2.41 1.08 玉城町 1.68 1.41
亀山市 1.72 1.09 二見町 1.52 1.06
鳥羽市 1.87 0.81 小俣町 5.03 0.85
熊野市 1.65 1.49 南勢町 2.08 0.67
久居市 2.36 1.14 南島町 1.93 1.45
多度町 1.87 1.87 大宮町 1.70 1.40
長島町 0.65 2.67 紀勢町 1.59 1.41
木曽岬町 3.81 0.81 御薗村 1.15 1.11
北勢町 1.16 0.98 大内山村 1.09 1.40
員弁町 1.77 1.99 度会町 1.44 0.55
大安町 1.11 2.90 伊賀町 1.42 3.67
東員町 2.21 2.15 島ヶ原村 1.36 1.32
藤原町 1.26 0.54 阿山町 1.12 2.86
菰野町 2.98 1.30 大山田村 0.99 1.48
楠町 1.94 1.85 青山町 2.50 0.58
朝日町 1.57 9.12 浜島町 3.64 1.14
川越町 1.88 2.36 大王町 2.58 1.34
関町 1.56 1.10 志摩町 2.22 0.99
河芸町 1.67 0.40 阿児町 2.35 1.42
芸濃町 1.35 0.53 磯部町 2.06 2.15
美里村 3.15 0.23 紀伊長島町 1.41 0.65
安濃町 1.80 0.78 海山町 1.42 0.71
香良洲町 1.90 0.98 御浜町 1.08 1.88
一志町 2.22 0.85 紀宝町 1.01 1.26
白山町 0.95 1.38 紀和町 1.20 1.88
嬉野町 2.47 0.95 鵜殿村 1.05 1.28
美杉村 0.31 1.39 県計 1.86 1.10

8 1人1日あたりのし尿排出量

一人一日あたりのし尿排出量県内市町村別のグラフ

9 1人1日あたりの浄化槽汚泥排出量

一人一日あたりの浄化槽汚泥排出量県内市町村別のグラフ

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