M-EMS(ミームス)のご案内
目的
三重県では、県内事業者の環境負荷低減の取組として、環境の負荷を管理し、継続的に低減するための仕組みである環境マネジメントシステムの導入を推進しています。
大規模事業者ではISO14001の認証が進んでいますが、県内事業者の9割以上を占める小規模事業者においては、経費や労力の面からISO14001の導入が進みにくい現状にあります。
こうしたことから、取り組みやすく、費用負担の少ない環境マネジメントシステムの制度を構築・普及し、幅広い県内事業者の環境負荷低減取組を促進することを目的とします。
対象
主に中小規模の事業所等を対象とし、また、あらゆる業種に対応できます。
制度
制度名
M-EMS(通称・ミームス)
仕組み
一般社団法人M-EMS認証機構(旧 M-EMS認証事業部)において規格・運用・マニュアル等の制度運用を行うとともに、審査員を登録して、認証を行う「第三者認証」です。
M-EMSは、みえ環境県民運動協議会(通称・みえ環境創造リーグ)内にM-EMS認証事業部を設置して平成16年9月1日から運用しています。
認証組織である一般社団法人M-EMS認証機構は、平成21年4月に法人化しています。
規格
M-EMS規格は、低コストで、やさしく、わかりやすい規格であり、KES(京都・環境マネジメントシステム・スタンダード)の規格と同一の規格です。
※KESは、京都市において「京(みやこ)のアジェンダ21」を母体とし、平成13年4月に構築された環境マネジメントシステムで、全国に22の協働機関があります。
中小規模事業所の環境活動の取り組みレベルは多様であるため、初級を「ステップ1」、中級を「ステップ2」と2段階のレベルを設定しています。
また、「ステップ2」には、産業廃棄物処理業者用の「ステップ2W」も設定しています。
ステップ1
規模や環境負荷が比較的大きくないところや、環境問題に取り組み始めた段階を想定したものす。
ステップ2
規模や環境負荷が比較的大きいところや、ステップ1からのステップアップに適合します。
「ISO14001」と同じような要求項目を設けています。
ISO14001は、国際標準化機構(ISO)が作成した国際規格です。
事業者等が地球環境に配慮した事業活動を行うために、環境マネジメントシステムを構築する際に守らなければいけない事項が定められています。
ステップ2W
エコアクション21(EA21)との相互認証に対応する「産業廃棄物処理業者用」の規格です。
M-ENS認証取得にかかる費用(令和5年10月改訂)
標準料金:従業員100名未満、1サイト(審査適用範囲)の場合
ステップ1
初年度料金 | 2年目以降 確認審査料金 |
||
---|---|---|---|
コンサルティング料金 | 登録審査料金 | 計 | |
61,600円 (標準回数4回) |
112,200円 | 173,800円 | 64,350円 |
ステップ2
初年度料金 | 2年目以降 確認審査料金 |
||
---|---|---|---|
コンサルティング料金 | 登録審査料金 | 計 | |
110,000円 (標準回数5回) |
223,300円 | 333,300円 | 128,700円 |
ステップ2W
初年度料金 | 2年目以降 確認審査料金 |
||
---|---|---|---|
コンサルタント料金 | 登録審査料金 | 計 | |
132,000円 (標準回数6回) |
289,300円 | 412,300円 | 178,200円 |
※ 各料金は、消費税額を含めた概算値です。
※ 3年に1回の更新審査時に登録証発行料金1,100円が別途かかります。
※ 別途審査員の交通費が加算されます(三重県内の交通費は1回1律3,300円)
※ 従業員数100人以上、複数サイトの際は別途見積もりが必要です。
構築の手順
4 判定・認証
詳細は、パンフレットをご覧ください
パンフレット
シンボルマークのデザインコンセプト
個々の小さい事業者から大きな社会へという流れを丸の大きさが変わっていく様子で表現しています。また、三重の風土、海、川から山へとの自然環境のつながりも表現しています。
お問い合わせ
制度や費用等について、詳しくは、一般社団法人M-EMS認証機構までお問い合わせください。
一般社団法人M-EMS認証機構 http://www.m-ems.org/
電 話 059-221-1605
E-mail info@m-ems.org