紙の申告書の事前送付停止について
(令和2年10月送付分から)
三重県では、従前より、申告期限が近づいた法人へ郵送で申告書、納付書等を送付しておりましたが、税務手続きにおきましても、ICT(情報通信技術)の活用を推進することが重要であることから、申告書の事前送付について見直しをさせていただくこととしました。つきましては、地方税電子申告システム:eLTAX(以下「エルタックス」といいます。)を利用してご申告していただいている法人へ、紙の申告書の事前送付について、令和2年10月から、順次停止しております。
納付書や税率等のお知らせは、令和2年10月は送付をしておりませんでしたが、納付書等の送付の要望が多かったため、令和2年11月より送付しております。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
※エルタックスを利用されていない法人へは、従前どおり、紙の申告書・納付書等を送付しております。
申告書の事前送付の停止時期について
【 エルタックスで申告をしている法人 】中間申告は、令和2年10月発送(3月決算法人)分から停止
確定申告は、令和2年10月発送(9月決算法人)分から停止
【 紙の申告書で申告をしている法人(大法人)】※1
<この「大法人」は三重県が把握している資本金の額又は出資金の額より判断しています。>
中間申告は、令和2年10月発送(3月決算法人)分から停止
確定申告は、令和3年4月発送(3月決算法人)分から停止
【 紙の申告書で申告をしている法人(大法人を除く)】
紙の申告書・納付書等を発送します
※1 大法人のエルタックスによる申告書等の提出義務化について
大法人とは、内国法人のうち、事業年度開始時において、資本金の額又は出資金の額が1億円を超える法人
並びに相互会社、投資法人及び特定目的会社をいいます。大法人が、令和2年4月1日以後に開始する事業年
度の法人県民税・法人事業税の申告書等を提出する場合、エルタックスにより提出しなければならないことと
されました。紙の申告書で申告された場合は「不申告」として取り扱われますので、エルタックスにてご申告
いただきますようお願いします。(エルタックスにより申告をしていない場合等、三重県から紙の申告書が送
付される場合がありますが、大法人の場合、エルタックスにて申告書等のご提出をお願いします。)
申告書に印字されていた既納付税額・予定申告税額について
これまで申告書に印字していた既納付税額等(※)は、エルタックスを利用して申告書を提出している法人へ電子データ(以下、「プレ申告データ」といいます。)の形で、エルタックスにより「メッセージボックス」に送信しますので、メッセージにてご確認いただきますようお願いします。※既納付税額等とは、確定申告書に印字していた「既に納付の確定した当期分の税額」及び予定申告書の「予定
申告税額」等をいいます。
(1)プレ申告データについて
プレ申告データは、申告を行う際の参考となるよう、地方公共団体から納税者へ送信される電子データのことです。前事業年度の申告の内容等をもとに、申告データの一部の項目(納税者の名前、県から付与された課税番号、既納付税額等)があらかじめ設定されている申告データです。従前より送付していました、紙の申告書の電子データ版に相当します。
(2)プレ申告データの利用について
プレ申告データは、エルタックスのメッセージボックスに届きますので、メッセージにてご確認いただきますようお願いします。申告書を作成する際に三重県から送付したプレ申告データをダウンロードすることにより、プレ申告データを利用して申告書を作成していただくことができます。
なお、プレ申告データのダウンロードの方法等、パソコンの操作について、不明な点がございましたら、エルタックスのPCdesk(ピーシーデスク)をご利用の方はエルタックスのヘルプデスクへ、その他のソフトウェアをご利用の方は、各ソフトウェアの窓口へお問い合わせ願います。
エルタックスのヘルプデスク 電話番号 0570-081459
上記の電話番号でつながらない場合 電話番号 03-5521-0019
(3)プレ申告データの送信について
主たる事業所の所在地により、プレ申告データを送信する日が異なります。
三重県内に主たる事業所を有する場合
確定申告は、決算月の翌月の中旬
中間申告は、事業年度開始の日から6月を経過する日の属する月の翌月の月末
(例)事業年度が1年間の3月決算法人(決算期の変更がない場合)
確定申告は4月中旬、中間申告は10月末
三重県以外に主たる事業所を有する場合
確定申告は、決算月の翌月の中旬
中間申告は、事業年度開始の日から6月を経過する日の属する月の翌月の中旬
(例)事業年度が1年間の3月決算法人(決算期の変更がない場合)
確定申告は4月中旬、中間申告は10月中旬
※実際のプレ申告データの送信日を確認されたい場合は、所管の県税事務所へご連絡いただきますようお願いします。
(4)プレ申告データが届かない場合について
エルタックスの利用届の提出はしているが、エルタックスで申告をしたことがない場合、商号変更や関与税理士の変更等によりエルタックスの利用者IDが複数ある場合等、プレ申告データが送信されないことがあります。この場合、紙の申告書・納付書が送付されます。
また、決算期の変更があった場合や三重県内の事業所の設置、廃止のタイミングによって、プレ申告データ及び紙の申告書・納付書が送付されない場合があります。
※紙の申告書・納付書が必要な場合は、所管の県税事務所へご連絡いただきますようお願いします。
※プレ申告データは申告の参考となるよう送信しておりますので、エルタックスが使用できる環境であれば、プレ申告データがなくても電子申告による申告は可能です。
(5)予定申告税額にかかる注意事項
予定申告税額は以下の場合、申告額と異なることがありますので、ご申告の際には、申告書の控えなどから税額をご確認願います。
●事業年度開始の日から6月を経過する日の直前に、前年度の確定申告にかかる修正申告書の提出や更正があり、税額に変動があった場合
●合併があった場合(三重県では税額を算定しておりません。被合併法人の予定申告税額を加算して申告税額を算定のうえ、申告願います。)
●プレ申告データは前事業年度の法人県民税の課税標準額(法人税額)が20万円を超えている場合について送信しております。中間申告の義務がない場合には、恐れ入りますが、送信したプレ申告データは読み捨てていただくか、不要な部分は削除してご利用いただきますようお願いします。(収入金課税法人、外形標準課税法人で事業年度が6月を超える法人は、法人事業税及び特別法人事業税について、必ず中間申告納付(予定申告又は仮決算に基づく中間申告)をすることとなっています。)
納付について
三重県から送付した納付書をご利用ください。また、納付については、納付書による納付以外にも、エルタックスの「地方税共通納税システム」をご利用いただければ、パソコンの操作により、複数の地方公共団体に対して一括で納付をすることができます。
令和2年11月から送付しております納付書について、予定申告の納付書は、三重県が把握している税額から算定した予定申告税額が印字されています(合併法人を除く)。印字された額が申告額と異なる場合は、上記「地方税共通納税システム」による納付又は三重県のホームページより「納付書」をダウンロードのうえ、使用していただくようお願いします。
なお、紙の納付書が必要な場合は、所管の県税事務所までご連絡ください。
自主決定法人の別表・記載要領等について
申告書と同封して郵送しておりました自主決定法人の「別表・記載要領」等について、令和2年10月からプレ申告データを送信する法人への送付を取りやめました。別表等の様式については、こちらへ掲載しましたのでご利用ください。