2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
|
533 流域圏づくりの推進 |
評価者
|
地域振興部県土交通分野 総括マネージャー 平本明大
|
|
059-224-2375 hiramt00@pref.mie.jp |
評価年月日
|
03/11/25 10:56:39
|
施策の目標
|
|
【誰、何が
(対象)】
一級河川7流域をはじめとする県内の流域が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
流域全体で地域の環境を大切にして、活性化している
施策の数値目標及びコスト
|
|
2001(H13)
|
2002(H14)
|
2003(H15)
|
2004(H16)
|
2006(H18)
|
||
きれいな水質を保持している一級河川の割合(10ヶ年平均) (%) [ 目標指標] |
目標
|
83.3
|
83.8
|
84.1
|
84.3
|
87.6
|
実績
|
83.8
|
84.1
|
84.1
|
|||
必要概算コスト(千円)
|
202,165
|
123,646
|
113,731
|
100,989
|
0
|
|
予算額等(千円)
|
145,848
|
74,932
|
67,117
|
55,221
|
||
概算人件費(千円)
|
56,317
|
48,714
|
46,614
|
45,768
|
0
|
|
所要時間(時間)
|
13,377
|
11,329
|
11,020
|
10,820
|
||
人件費単価(千円/時間)
|
4.21
|
4.30
|
4.23
|
4.23
|
||
必要概算コスト対前年度(千円)
|
-78,519
|
-9,915
|
-12,742
|
-100,989
|
施策の数値目標に関する説明・留意事項
|
|
県内の一級河川水系のうち、水質調査を定期的に行う調査地点のなかで、BOD(生物化学的酸素要求量)値が環境基準(2 mg/L以下)に定めるAAランクまたはAランク相当値を達成している地点の割合です。2004年度については、BOD値は気象条件等にも影響され、長期的な傾向として把握する必要があることを勘案して、86.2%とします。2003年度の実績値は、2003年11月の見込み値です。 |
2003( 平成15)年度の取組内容 |
|
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
宮川流域ルネッサンス事業においては、第2次実施計画策定を受けて、地域の自立的な取り組みを図るため、円卓会議を開催し、公開の場で行政と住民の建設的な議論と情報の共有を進めました。
また、宮川流域エコミュージアム事業においては、流域案内人の登録数を230名と伸ばし、流域の各地で魅力を伝える行事を行ないました。更に、協働の推進組識である宮川流域ルネッサンス協議会では、「宮川流域いっせいチェック」等、住民と行政との協働の取り組みを行ないました。
宮川以外の流域圏づくりについては、生活創造圏づくり等の中で、流域圏に着目した事業の取り組みが始っており、特に木津川では県域を越えた活動が進んでいます。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
宮川流域ルネッサンス事業においては、地域主導の取り組みとするため、円卓会議への住民の積極的な参画と会議の成果を事業に反映させることが課題となっています。
宮川流域エコミュージアム事業では、流域案内人の活性化と市町村と連携した地域への定着が課題であり、宮川流域エコミュージアム全体の枠組みを示す必要があります。
また、宮川以外の流域圏づくりについては、流域圏に着目した事業の支援を行い、全県下で、流域圏の考え方をさらに波及・浸透させていくことが必要です。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
|
宮川流域ルネッサンス事業については、第2次実施計画実現のため、流域の住民と課題解決に向けた議論を深める、円卓会議に全庁的に参画を求めるとともに、学識経験者を派遣し、地域主導の体制への移行を進めます。また、協議会と連携して、宮川流域エコミュージアム事業を進めるため、推進計画を協働して作成すると共に、流域案内人の養成、フィールドの整備、フィールド間のネットワークづくり等を支援し、地域住民の主体的な取り組みの活性化を進めます。また、教育関係者と連携することにより、フィールドの活用を促進するとともに、全国的な
PR活動も行います。
また、宮川以外の流域圏についても、情報交換を促進し、宮川流域ルネッサンス事業のノウハウを生かして各流域圏が課題を解決するため、生活創造圏づくりの取り組みを支援していきます。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
||||||
基本事業名
|
担当チーム
|
注力
|
総括マネージャーの方針・指示
|
基本事業の数値目標
|
目標値
|
達成状況
|
改革方向
|
実績値
|
|||||
|
地域振興部資源活用チーム
|
→
|
県内他流域へ流域圏づくりを波及させるため、宮川流域ルネッサンス事業のノウハウを生かした支援を生活創造圏と連携して進めること。
|
地域づくり関係団体数
|
158 団体 |
|
|
|
|||||
|
地域振興部資源活用チーム
|
→
|
宮川流域ルネッサンス協議会と連携して、第二次実施計画を推進し、流域住民、市町村との協働をより一層進め、地域の自立的な活動を促進すること。
|
宮川の水質ランキング
|
1 位 |
|
|
|
主な事業
|
|
1 日本一の宮川をみんなで守ろう!推進事業【基本事業名
53302 宮川流域ルネッサンス事業の推進】
当初予算額:
9,939(千円)
事業概要:平成14年度みたび全国一位と全国有数の水質をほこる清流宮川を守るため、宮川流域のかかえる水問題、環境問題及び地域振興課題を上流から下流まで一体的にとらえ、総合的に解決を図る宮川流域ルネッサンス事業を推進します。
事業の推進にあたっては、総合行政で取り組むと共に、流域の人々の主体的な活動が必要であることから、地域に根ざした自立的な活動を促進する事業を重点的に実施します。
2 宮川流域エコミュージアム推進事業【基本事業名
53302 宮川流域ルネッサンス事業の推進】
当初予算額:
5,068(千円)
事業概要:
「人と自然の共生」のシンボルプロジェクトである宮川流域エコミュージアム事業を宮川流域14市町村で推進します。
宮川流域エコミュージアムは地域の環境を保全しつつ、地域の資源を活用して自立的な地域づくりを進めるもので、地域の熱い想いを伝える流域案内人との連携を促進し、身近で魅力的なフィールドを地域とともに創りあげていきます。
3 宮川流域エコミュージアム整備事業【基本事業名
53302 宮川流域ルネッサンス事業の推進】
当初予算額:
25,470(千円)
事業概要:
宮川流域エコミュージアムを多くの住民が参画しやすくするための基盤整備を市町村や住民と連携して実施し、全国的にも注目される宮川流域エコミュージアムづくりを進めます。
4 木津川流域水環境啓発事業【基本事業名
53301 地域の個性を生かした流域圏づくり】
当初予算額:
1,250(千円)
事業概要:
・住民による水環境講師活動の支援
・住民によるいっせい水質調査の実施
・みんなで育てる伊賀の森林事業