2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
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523 住民参画によるまちづくりの推進 |
評価者
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県土整備部 総括マネージャー 野田 素延
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059-224-2651 nodam01@pref.mie.jp |
評価年月日
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03/11/25 午後 5:47:08 |
施策の目標
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【誰、何が
(対象)】
地域住民、市町村が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
地域の個性を活かし、魅力ある美しい生活空間を備えたまちづくりを参画と協働で進めている。
施策の数値目標及びコスト
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2001(H13)
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2002(H14)
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2003(H15)
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2004(H16)
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2006(H18)
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住民参画でまちづくりに取り組んでいる団体数 (団体) [ 目標指標] |
目標
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607
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650
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実績
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584
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必要概算コスト(千円)
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695,115
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753,731
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956,541
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462,268
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0
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予算額等(千円)
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114,304
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181,767
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352,557
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318,855
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概算人件費(千円)
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580,811
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571,964
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603,984
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143,413
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0
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所要時間(時間)
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137,960
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133,015
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142,786
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33,904
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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58,616
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202,810
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-494,273
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-462,268
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施策の数値目標に関する説明・留意事項
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地区の社会資本整備や景観づくりに住民参画,協働により、積極的に取り組んでいる団体数(住民参画で社会資本整備の計画づくりに取り組んでいる団体数+住民による道路・河川・海岸県営公園維持管理団体数+住民参画で景観づくりに取り組んでいる地区部会数)
2003 年度の実績値は、2003年10月現在の見込値です。 |
2003( 平成15)年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
住民満足度の高いまちづくり、個性豊かで魅力のあるまちづくりを進めていくためには、これまでの行政主導のまちづくりではなく、その過程において住民の創意を反映していくことが必要であり、これまでの「住民参画のまちづくり協働事業」等により、住民参画のまちづくりをテーマに普及・啓発を実施してきました。
その結果、住民や市町村のまちづくりへの関心を促すことができ、徐々にですがまちづくり団体も組織され「住民参画の維持管理」などの住民参画のまちづくりが実践されつつあります。
2003年度は、こうした状況をさらに発展させるためにまちづくりにおける県の役割の一つである道路・河川・公園整備等の社会資本整備において住民参画を支える仕組みとして、まちづくり基本条例(仮称)、住民参画システムの検討を行っています。
地域住民と目的や情報の共有、対等性の確保も不可欠であり、対話の場づくりを積極的に行い社会資本整備における住民参画の環境づくりを進めるとともに計画づくりや維持管理におけるパートナーとしてのひとづくり、組織づくりを行っています。
また、観光振興に寄与する景観づくりという視点から、具体的な住民参画型事業を、伊勢志摩地域のモデル地区において地域住民と行政の協働により実施しています。
屋外広告物事務については、地域においてきめ細かい対応ができるよう市町村へのさらなる権限委譲を進めるための体制づくりに取り組んでいます。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
県全体をみると、住民参画のまちづくりは進んできており、各市町村においても様々な手法で住民参画が進んできていますが、住民のニーズをまちづくりに反映させていくための、ルール、仕組みが確立されていません。
また、市町村により住民参画のまちづくりに対する意識の濃淡があります。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
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2003
年度までの取り組みをさらに発展させ、住民満足度の高いまちづくりにつなげていくため、まちづくりにおける県の役割の一つである、道路や河川、公園の整備などの社会資本整備において、引き続き住民参画を推進し、住民参画の基盤づくりを行います。具体的には、まちづくり基本条例(仮称)の制定、住民参画を担える行政職員の養成、地域住民との意見交換や対話によるパートナーシップの確立を図ります。
また、観光振興に寄与する景観づくりという視点からも、引き続き具体的な住民参画型事業を実践していくことで、住民参画のまちづくりを相乗的に推進し、個性豊かで魅力あるまちづくりにつなげていきます。
一方、屋外広告物事務については、屋外広告物条例の実行性を確保できる執行体制を強化するとともに、新たな市町村への権限委譲を目指します。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名
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担当チーム
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注力
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総括マネージャーの方針・指示
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基本事業の数値目標
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目標値
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達成状況
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改革方向
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実績値
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県土整備部 住民参画チーム |
↑
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普及啓発から実践へシフトさせ、住民が主体的にまちづくりに取り組めるよう人づくり、仕組みづく・閧ウらにすすめること。
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住民参画で社会資本整備に取り組んでいる団体数
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600 団体 |
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県土整備部 住民参画チーム |
→
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地域が主体的に景観づくりに取り組めるよう仕組みづくりを進めること。
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景観制度策定数
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12 件 |
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主な事業
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1 住民参画のプラットフォーム創造事業【基本事業名
52301住民参画のまちづくり】
当初予算額:
17,087(千円)
事業概要:公共事業における住民参画を効率的に進めるための住民参画のあり方を検討し体系化するとともに、まちづくりを総合的に住民や市町村と協働で展開するため、県庁内のプラットフォームを整備する。
2 まちづくりプロジェクト事業【基本事業名
52301住民参画のまちづくり】
当初予算額:
272,000(千円)
事業概要:
住民満足度の高い公共事業を実施するために、実践を通してシステムづくりの検討、住民満足度の高い公共事業を実施できるシステム・環境づくりを行ないます。
3 伊勢志摩快適空間創造事業【基本事業名
52302美しい景観づくり】
当初予算額:
4,925(千円)
事業概要:
伊勢志摩地域において、平成13年度に策定した「伊勢志摩空間快適性向上整備計画」をもとに、住民と行政の協働により、良好な景観、まちなみを形成することによって、観光客が訪れたくなるまち、住民が誇れるまちづくりを推進します。
4 <新>松阪・東紀州地域交流空間創造事業【基本事業名
52302美しい景観づくり】
当初予算額:
16,538(千円)
事業概要:
歴史と文化を活かしたまちづくりを目指している松阪市や熊野古道の世界遺産登録が予定されている東紀州地域において、それぞれの地域資源を利活用した景観や街並みを創造することで、個性豊かで魅力あるまちづくりを推進する。
5 屋外広告物対策費【基本事業名
52302美しい景観づくり】
当初予算額:
4,316(千円)
事業概要:
美観風致を維持し、公衆に対する危害の防止を図るため、屋外広告物の規制・誘導を行います。