2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
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443 エネルギー対策の推進 |
評価者
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総合企画局経営企画分野 総括マネージャー 横山昭司
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059-224-2004 yokoys02@pref.mie.jp |
評価年月日
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03/11/25 午後 5:32:47 |
施策の目標
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【誰、何が
(対象)】
住民、事業者、市町村、県が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
エネルギーの安定供給や快適な県民生活を維持するため、さまざまなエネルギーを適切に組み合わせている
施策の数値目標及びコスト
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2001(H13)
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2002(H14)
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2003(H15)
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2004(H16)
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2006(H18)
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新エネルギーの導入量(原油換算量) (kl) [ 目標指標] |
目標
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-
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140,400
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154700
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169,000
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179000
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実績
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133299
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153461
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154700
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必要概算コスト(千円)
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5,806,096
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5,055,805
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4,524,830
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4,640,895
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0
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予算額等(千円)
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4,950,650
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4,385,779
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3,924,128
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4,078,305
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概算人件費(千円)
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855,446
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670,026
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600,702
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562,590
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0
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所要時間(時間)
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203,194
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155,820
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142,010
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133,000
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-750,291
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-530,975
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116,065
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-4,640,895
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施策の数値目標に関する説明・留意事項
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・ 2002年度実績値は、2003年10月現在の見込み値です。 ・ 2003年度実績値は、2003年度目標値を見込みとして計上しました。 ・ 2004年度目標値は、三重県新エネルギービジョンにおける2010年度の目標値(223,000kl)の中間年次値です。 ・三重県内における新エネルギー導入による従来型一次エネルギー(石油・石炭等)の削減量(原油換算 kl)で2000年(平成12年)3月に策定した「三重県新エネルギービジョン」で設定している目標です。 |
2003( 平成15)年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
さまざまなエネルギーの適切な組み合わせにより、エネルギーの安定的な供給を確保するため、太陽光発電・風力発電などの新エネルギーの導入促進や水力発電の効率的な運営に努めることなどにより、資源循環型社会の構築にむけての取り組みを進めています。
2003年度は、引き続き、「公共施設等への新エネルギーの導入指針」に基づき、県自ら新エネルギーを率先導入するとともに、住宅用太陽光発電システム普及支援事業、エコスクール支援事業により太陽光発電システムの普及事業を実施する市町村を支援するほか、新エネルギーに対する住民・事業者・市町村の理解を深めるため、新エネルギーセミナーやクリーンエネルギーフェアなどの普及啓発事業を実施しています。
また、バイオマスのエネルギー利用を促進するため、「三重県バイオマスエネルギー利用ビジョン」の策定に取り組んでいます。
水力発電による電力を安定的に供給するため、既存水力発電施設の適切な管理と計画的な改良改築を実施し、効率的な運営を行っています。
なお、三重ごみ固形燃料(RDF)発電所については、平成15年8月19日のRDF貯蔵槽の事故により、現在運転を停止しています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
新エネルギ-は、エネルギーの安定的な供給の確保や地球温暖化対策として導入促進が求められていますが、経済性が低いことなどから、普及を進めるには、新エネルギーに対する住民、事業者、市町村の理解が不可欠です。このため、引き続き、県自らが新エネルギーを率先導入するとともに、住民、事業者、市町村に対し、きめ細かな普及啓発活動を実施していく必要があります。
資源の有効利用などの観点から、引き続き既存水力発電の効率的な運営を図るほか、ゴミの持つ未利用エネルギーを有効利用していく必要があります。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
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さまざまなエネルギーの適切な組み合わせにより、エネルギーの安定的な供給を確保するため、太陽光発電などの新エネルギーの導入促進や水力発電の効率的な運営に努めることなどにより、資源循環型社会の構築にむけての取り組みを進めます。
県自ら新エネルギーを率先導入するとともに、引き続き市町村が行う住宅用太陽光発電システム普及のための補助制度や学校施設への太陽光発電システム導入事業への支援を行います。あわせて、住民・事業者・市町村が新エネルギーに対する理解を深めるための普及啓発活動を実施します。
2003年度に策定した「三重県バイオマスエネルギー利用ビジョン」に基づき、バイオマスエネルギー利用の普及に向けた取組を進めます。
既存水力発電施設の適切な管理運営と計画的な改良改築工事の実施及び危機管理体制の強化を行い、電力を安定的に供給するとともに、施設の安全性の確保を前提として、ごみの持つ未利用エネルギーの有効活用に努めます。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名
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担当チーム
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注力
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総括マネージャーの方針・指示
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基本事業の数値目標
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目標値
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達成状況
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改革方向
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実績値
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総合企画局特定重要課題チーム
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↑
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新エネルギーに対する県民、市町村等の理解を一層深めるため、率先導入や普及啓発活動に注力する。
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県全体の太陽光発電能力
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14700 kw |
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総合企画局特定重要課題チーム
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→
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水力発電の効率的な運営及び施設の安全性の確保を前提として、ごみの持つ未利用エネルギーの有効利用に努める。
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発電施設能力(企業庁)
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109800 kw |
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主な事業
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1 <新>県施設への新エネルギー率先導入事業費【基本事業名
44301 地球にやさしいエネルギー対策の推進】
当初予算額:
72,450(千円)
事業概要:県自らが新エネルギーの率先導入に取り組むことで、直接的な
CO2削減とともに、導入した県施設を普及啓発に活用することにより、県民の環境・エネルギー問題への関心を高める。
2 住宅用太陽光発電システム普及支援事業費【基本事業名
44301 地球にやさしいエネルギー対策の推進】
当初予算額:
43,200(千円)
事業概要:
市町村が行う住宅用太陽光発電システムに対する住民への支援事業を県が補助することにより、新エネルギーの導入を促進します。
3 エコスクール支援事業費【基本事業名
44301 地球にやさしいエネルギー対策の推進】
当初予算額:
24,000(千円)
事業概要:
市町村や学校法人が実施する学校施設への太陽光発電設備導入事業を県が補助することにより、新エネルギーの導入を促進します。
4 発電用施設周辺地域振興事業費補助金【基本事業名
44302 電力・エネルギーの安定供給】
当初予算額:
350,475(千円)
事業概要:
発電用施設周辺地域の住民が通常通勤することのできる市町村が、企業導入及び産業近代化のための事業を実施する場合、補助金を交付します。
5 営業費用【基本事業名
44302 電力・エネルギーの安定供給】
当初予算額:
1,648,198(千円)
事業概要:
発電電力を安定的に供給するために、水力発電施設の運転及び維持管理を行います。