令和4年度フォスタリング機関支援事業(里親養育包括支援事業)の業務委託先である社会福祉法人の職員が、一部の里親に対してメールを送付する際、本来メールアドレスをBCC(ブラインドカーボンコピー)に入力して送信するところ、誤ってCC(カーボンコピー)に入力して送信したため、メールアドレス計27件が流出しました。
当事者の皆様には、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びするとともに、改めて個人情報の取扱いには細心の注意を払うよう委託事業者を指導し、再発防止を徹底します。
1.要旨
(1)概要
令和5年3月23日(木)、業務委託先である「社会福祉法人名張厚生協会」の担当
職員が、研修動画の視聴を希望する里親に対して、研修動画のURLをメールで送信す
る際、本来であればBCCで送信するべきところを、誤ってCCで送信しました。
その後、別の職員がその事実に気づき、メールアドレスの流出が判明したため、同
日、同法人から県に報告がありました。
県において、同法人に対して事実確認を行うとともに、同日中に当事者にお詫びとメ
ールの削除依頼を行うよう指示しました。
3月27日(月)までに当事者に対して電話及びメールにより謝罪、メールの削除依
頼をし、全員から承諾を得られています。なお、今回のメールアドレス流出による被害
はありませんでした。
(2)誤って送信された情報、件数
研修動画の視聴を希望した里親のメールアドレス 27件
(3)原因
複数人にメールを送信する際にBCCで送信することが徹底されていなかったこと、
また、送信前に内容や送信方法について複数職員で確認していなかったことが原因と
考えられます。
2.今後の対応方針
再発防止に向けて、改めて個人情報の厳重な管理の徹底を図るとともに、特にメール操
作については、職員間の体制を整え、送信前に複数職員による確認(ダブルチェック)を
行ったうえで、BCCで送信するよう指導を徹底します。