令和3年度母子保健家族計画事業功労者厚生労働大臣表彰の被表彰者が次のとおり決定されましたので、お知らせします。
この表彰は、母子保健事業又は家族計画事業に永年従事し、著しい功績のあった個人及び団体に対し、同事業の推進に資する事を目的として、厚生労働大臣が行うものです。
1 被表彰者および主な功績
【三重県推薦枠】落合 仁(おちあい ひとし)氏 (医師 亀山市)
〇昭和56年に三重大学医学部小児科医師として勤務して以来、昭和62年より落合小児科医院を開業し
現在まで約40年の長きに亘り、地域の小児科医また地域医療体制の整備・充実に尽力されています。
平成14年には三重県医師会乳幼児保健委員会の中に健診部会を立ち上げ、部会長に就任、以来約19
年間、三重県の母子保健事業の向上発展に尽力されています。
また、県内での地域差がある健診の質を向上させるため、「三重県母子保健・健診マニュアル」、
「1歳6か月児健診マニュアル」等の作成及び普及に努めるとともに、県及び市町の保健師への健診の
場を活用した研修を積極的に受け入れるなど、母子保健事業の向上、地域医療の充実と発展に尽力し、
母子保健活動に多大な貢献をされています。
【中央推薦枠】松岡 典子(まつおか のりこ)氏 (助産師 桑名市)
〇平成12年に特定非営利活動法人MCサポートセンターみっくみえを設立し、助産師、看護師、医師ら
多職種のメンバーとともに母と子の心と体の健康をあらゆる面からサポートすることを目的に地域で
活動されています。
平成24年から、「妊娠レスキューダイヤル事業」を三重県より受託し、予期しない妊娠に悩む方への
相談事業を通じて、0歳0か月0日目の虐待死未然防止に尽力されています。
三重県社会福祉審議会児童福祉専門分科会こども相談支援部会委員、桑名市要保護児童対策地域協議会
会長等行政の様々な委員に 就任され、県内外の関係機関等の依頼による講演会も年間100件を超
えており、特定非営利活動法人をベースに20年以上にわたり地域での母子保健、子育て支援活動
(虐待防止活動)に官民協働の形で取り組み貢献されています。
2 表彰式
令和3年度健やか親子21全国大会の中で行われます。
(1)日時 令和3年11月4日(木)13時から
(2)場所 オンラインによる開催
表彰式の視聴を希望される方は、次の参加登録フォームからお願いします。
https://yocto.ibmd.jp/sukoyaka21/