旧優生保護法にかかる県内医療機関、福祉施設等への調査について、調査結果を報告します。
1.調査対象
ア.医療機関(1,622か所)
イ.福祉施設等(71か所)
ウ.市町等の行政機関(83か所)
2.調査内容
旧優生保護法にかかる個人記録等の資料の有無及び資料の内容等
3.調査結果
調査対象1,776か所のうち、1,747か所から回答があり、回答率は98.4%でした。
回答のあった医療機関のうち、7か所において旧優生保護法に関係した資料を「有」とする回答を得られました。資料の内容は、カルテ、手術台帳、中絶台帳、麻酔台帳、人工妊娠中絶手術同意書でした。
また、1か所の市町が保管する健康診断書(知的障害者更生施設への入所申請の際に提出されたもの)の中に、医師の所見として避妊手術(+)の記載があるものが見つかりました。
その他、詳細は添付資料をご確認ください。
4.今後の対応
未回答の医療機関等に対し回答いただくよう依頼するとともに、資料「有」と回答された医療機関等に対し引き続き資料の内容について調査を行う予定です。
7月13日付けの国からの通知により、医療機関・福祉施設・市町に対し資料の有無等の調査をするよう依頼があったため、今回の調査結果をもとに回答するとともに、今後も調査等に積極的に協力してまいります。
また、優生手術を受けられたご本人やご家族から相談があった場合は、引き続き丁寧に対応してまいります。