国道167号の渋滞緩和を目的に、鵜方磯部バイパス(延長約7.7km)の整備を進め、これまで約4.3km区間を順次部分供用してきましたが、残り約3.4km区間について12月17日(日)に供用を開始します。
これによりバイパス事業の全区間を供用することになります。
1 供用開始日時
平成29年12月17日(日)13時(予定)
2 事業概要
事業区間 志摩市阿児町鵜方~志摩市磯部町迫間
(今回供用箇所:志摩市阿児町鵜方~志摩市磯部町穴川)
事業期間 昭和61年度から平成29年度
延長 約7.7km
(今回供用箇所:約3.4km)
幅員 車道3.25m×2車線、片側歩道3.00m(全幅員12.25m)
3 事業効果
(1)救急救命医療への効果
鵜方駅周辺の渋滞が緩和され、大王町、志摩町方面から二次救急医療施設である志摩病院や伊勢方面の
医療施設への迅速な救急搬送が可能となります。
(2)防災機能の強化
鵜方地内の低地部では津波浸水被害が想定されることから、バイパスが高台を通過することで、被害発
生後の避難や物資輸送などの防災機能が強化されます。
(3)観光産業への効果
第二伊勢道路が無料化され、高速道路を利用して志摩地域を訪れる観光客の利便性が向上しており、バ
イパスの供用によりさらなる効果が期待できます。
4 その他
伊勢志摩連絡道路建設促進同盟会の主催により竣工式典が、同日(12月17日)午前9時から開催が
予定されています。
(参考)
伊勢志摩連絡道路建設促進同盟会は、伊勢志摩連絡道の建設を促進することを目的に伊勢市、鳥羽市、
志摩市、南伊勢町の4市町で構成された同盟会です。