南島バイパスは平成4年度に事業着手し、これまでに慥柄浦(たしからうら)から贄浦(にえうら)の区間1,100mを供用しています。このたび、贄浦から東宮(とうぐう)の区間1,280mの工事が完了し、12月17日(土)に供用開始します。
また、供用開始に先立ち、12月17日(土)午前10時から小学生の鼓笛隊演奏やテープカットなどの開通イベントが地元区(慥柄浦、贄浦、東宮、奈屋浦)の主催により開催されます。
(1)供用開始日時
平成28年12月17日(土)午後2時
(2)事業概要
事業区間 南伊勢町道方~東宮
事業着手 平成4年度
事業延長 3,470m
供用済み 1,100m
今回供用 1,280m
幅 員 車道3.00m×2車線 歩道3.00m
(3)事業効果
幅員狭小や線形不良の区間が解消され、安全で円滑な通行が確保されることにより、緊急輸送道路
としての機能強化が図られるとともに、県内1位の水揚げを誇る奈屋浦漁港からの水産物の輸送や、
伊勢志摩国立公園の観光など地域産業の生産性向上が期待されます。
また、津波一次避難地などが高台を通過するバイパスに隣接することから、当事業で避難階段や避
難路の整備を行っており、地域の防災機能の強化が図られます。