三重県では、県庁における「働き方改革」について、具体的な取組を進めるため、「働き方改革・生産
性向上推進懇談会(ワーク・ライフ・バランス推進タスクフォース)」を昨年8月に設置しました。
このたび、懇談会が「県庁の働き方改革に関する提言」をとりまとめ、本日、懇談会の永田座長から知
事に提言が手交されましたので、お知らせします。
記
1 提言の内容
≪ポイント≫
○三重県庁では、これまでワーク・ライフ・マネジメントに積極的に取り組んできたが、課題等の多様
化により、これまでの県庁一律の施策展開では限界が生じている。取組を継続するため、所属ごとの特
性や問題点等に合せた個別対応が必要である。
○取組を加速化し続けるためには、トップのコミットメント(公約)が重要である。知事・部局長自ら
が取組の改善点を見出し、その本気度を発信することで意識改革が促進されると考える。
≪具体的な方策≫
(1)「会議」「出張」をやめる・なくす
(2)ペーパーレス化によるフリーアドレスの実現
(3)柔軟な働き方・時間編成を実現する制度の実施
(4)モチベーションアップに繋げる表彰制度の実施
(5)「ワーク・ライフ・マネジメントアクションシート(仮称)」の作成とトップからの発信
2 懇談会の開催状況
・第1回懇談会(平成28年 8月31日開催)
県部局長からワーク・ライフ・マネジメントに関する現状と課題を報告
・第2回懇談会(平成28年10月12日開催)
県部局長からワーク・ライフ・マネジメントに関する課題解決策を報告
若手職員・職員労働組合のヒアリング結果を報告
・第3回懇談会(平成28年11月18日開催)
県部局長から「働き方改革」を進めるためのアクション案を報告
・第4回懇談会(平成28年12月6日開催)
県部局長から各部局で取り組んだアクション成果・課題を報告
3 今後の展開
・参加部局の進捗状況を確認(定期的な進捗確認・発信)
・提言及び各部局の取組を踏まえ、県内企業等へも発信