外務省の対日理解促進交流プログラムJENESYS(ジェネシス)2022の一環で、太平洋島しょ国の大学生等36名が来県し、「SDGs」と「環境・エネルギー」をテーマとした2チームに分かれて研修を実施します。滞在中は、「みえグローカル学生大使」をはじめとする県内高校生・大学生との交流会のほか、志摩市をはじめとする県内各所を訪問する予定です。
1 県内滞在期間
令和5年1月22日(日)から1月25日(水)まで
2 参加者
太平洋島しょ国の大学生等36名(JENESYS2022プログラムにより選抜)
※「SDGs」チーム :フィジー16名、ソロモン諸島1名、バヌアツ1名
「環境・エネルギー」チーム:フィジー16名、ツバル1名、バヌアツ1名
3 経緯
今回の訪問は、本県が太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク(PALM&G)の日本地方自治体
側代表を令和3年5月から務めており、令和4年5月には「第2回太平洋島嶼国・日本地方自治体ネット
ワーク会議」を志摩市で開催するなど、これまで太平洋島しょ国・地域と交流を深めてきた経緯もあり、
実現することとなりました。
4 日程
1月22日 午前:東京から移動
午後:なばなの里・ICETTにて交流イベント(詳細は5に記載)
1月23日 午前:志摩市によるSDGsに関する取組紹介
午後:志摩自然学校訪問
1月24日 午前:横山展望台、海女小屋体験施設さとうみ庵訪問
午後:鳥羽水族館訪問
1月25日 東京へ移動
5 「みえグローカル学生大使」等との交流について
1月22日(日)午後、なばなの里およびICETTにて、「みえグローカル学生大使」を含む県内高
校生・大学生と太平洋島しょ国の大学生等が英語で交流するイベントを、「SDGs」と「環境・エネ
ルギー」の2チームに分かれて同時開催します。同年代の学生と英語でコミュニケーションを取り、お
互いの国の文化等について楽しく学ぶ機会を提供します。
【なばなの里での交流会】
日時 :令和5年1月22日(日)13時00分から17時00分まで
場所 :なばなの里(桑名市長島町駒江漆畑270)
参加者:太平洋島しょ国側 SDGsチーム 18名
三重県側 みえグローカル学生大使の高校生 17名
内容 :地ビール園内「多目的ホール」にて2時間程度交流会を行った後に、少人数のグループに分か
れてなばなの里を散策します。
【ICETTでの研修】
日時 :令和5年1月22日(日)13時30分から16時30分まで
場所 :(公財)国際環境技術移転センター(ICETT)(四日市市桜町3684番地の11)
参加者:太平洋島しょ国側 環境・エネルギーチーム 18名
三重県側 みえグローカル学生大使を含む県内高校生・大学生 15名程度
内容 :ICETT職員から、パラオでのごみゼロプロジェクトなどについて英語で講義を受けた後、
グループディスカッションを通じて交流を深めます。
6 その他
・感染症対策の観点から、マスクの着用等にご協力ください。
・悪天候等の理由により、スケジュールが変更になる場合があります。
7 参考
◎外務省の対日理解促進交流プログラム(JENESYS2022)
日本とアジア大洋州の各国・地域との間で、対外発信力を有し将来を担う人材を招へい・派遣し、対
日理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、日本の外交姿勢や魅力等を被招へい者自ら
積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し、我が国の外交基盤を拡充することを目的としてい
ます。
◎みえグローカル学生大使
三重県内で自らの意志で継続的に国際的な活動(クラブ、サークル活動など)を行っている高校生・
大学生などに、三重県知事が委嘱しています。県は、大使の活動を可能な範囲で支援しています。
令和5年1月16日現在、個人28名と7団体が登録されています。
◎太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク(PALM&G)
太平洋島しょ国(注1)と日本の地方自治体(注2)の絆を深め、それぞれの地域の特色を生かした
幅広い分野での国際交流を推進する目的で、平成30(2018)年に設立され、令和3年5月から、三
重県が日本地方自治体側代表を務めています。
(注1)太平洋島しょ国(16の国と地域):クック諸島、ミクロネシア連邦、フィジー共和国、仏領
ポリネシア、キリバス共和国、マーシャル諸島共和国、ナウル共和国、ニューカレドニア、ニウエ、
パラオ共和国、パプアニューギニア独立国、サモア独立国、ソロモン諸島、トンガ王国、ツバル、バ
ヌアツ共和国
(注2)構成道県(16):北海道、秋田県、福島県、静岡県、三重県、兵庫県、岡山県、山口県、徳
島県、高知県、福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県